« ロリン・マゼール 23 | トップページ | ウィグモア・ホール 2010 »

2016年2月25日 (木)

アルフレッド・ブレンデル 15

ブレンデルのシューベルトを1980年代の録音で聞いていきたい。
ピアノ・ソナタ 第14番 イ短調 D.784と第17番 ニ長調 D.850、
1987年9月にノイマルクトのオーベル・プファルツで収録。
1980年代後半のシューベルトと90年代前半のベートーヴェンで
ブレンデルの最も濃密な表現が聞かれるのだが、ここでも重厚で
その中にシューベルト独特の美しい表情を引き出しており、感動。
それにしてもブレンデルのシューベルトは、重みと軽やかさを
自在に操って、それこそが個性となっている。今日の印象では
もっと鮮やかにシャープな表現であるとか、繊細な輝きというのは
いくらでもありそうな気がするのだが、ブレンデルの演奏には、
他にない世界があり、シューベルトのピアノ作品を世界に伝えた…
というのでは、よくいわれるように偉大な功績といえるのである。
1970年代の演奏がそのはじまりで、このシリーズはその完成だ。

CDR876

|

« ロリン・マゼール 23 | トップページ | ウィグモア・ホール 2010 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/63263936

この記事へのトラックバック一覧です: アルフレッド・ブレンデル 15:

« ロリン・マゼール 23 | トップページ | ウィグモア・ホール 2010 »