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2016年2月 5日 (金)

ベルリン芸術週間2014

ダニエル・バレンボイムのピアノ独奏による
ブラームスのピアノ協奏曲 第2番を聞いている。
グスターボ・ドゥダメル指揮シュターツカペレ・ベルリンで
2014年9月1-3日にベルリン・フィルハーモニーで収録。
その構えはいかにも雄大なのだが、バレンボイムのピアノは
透明感と繊細な美感を併せもっており、力強く重厚な響きと
自在に使い分けているので、普段以上に壮大な印象がある。
聞き進むと室内楽のような細やかさもあり、音楽の各場面で
何とも魅力的な表情を創り出して、こんなにも豊かな表現は
そうは聞けるものではない。これ以上はないというぐらいに
じっくりと愛情を込めて演奏しているところもあって感動した。
近年のバレンボイムの演奏では、いつも同じようなことを
書いていると思うのだが、自分の理想の芸術をここまで
自らの意のままに完成させているのは稀有なことであり、
特にこの第2番の演奏では、隅々にまでバレンボイムの
音楽性が色濃く反映されて、たまらなく貴重な記録である。
枯れることを知らない偉大な巨匠には、まだまだ期待だ。

DG 00289 479 4899

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