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2016年2月19日 (金)

うめ婆行状記(二十八)~土用

朝日新聞の夕刊に連載されている
「うめ婆行状記」(宇江佐真理遺作)を
読んでいる。毎日、楽しみにしている。

(二十八)より「土用のうめ」
夏の土用は立秋の前の十八日間を指し、
一年中で最も暑い時季だ。江戸の町々には
鰻を焼く香ばしい匂いが立ち込めていた。

現在は夏の土用の鰻というと七月下旬で
これから暑い夏を迎えるのに鰻を食べて、
スタミナを付けて乗り越えよう!という感じだが、
一方で江戸時代の旧暦の土用を考えてみると
今でいえば九月のはじめであり、夏バテの体に
鰻で滋養を付ける…という感じだったのかも。

今日でも鰻は値が張るのだが、江戸時代には
まだ養殖は行われていなかったので、川で獲れる
天然ものしかなく、さらに貴重であったはずである。
その鰻を香ばしく焼いて、匂いで食欲も出ただろうし、
食も進んで、元気が出たはず。鰻を食べたらもう秋。

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