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2016年3月 2日 (水)

圓朝速記~真景累ヶ淵(二四)

新吉は、つかみかかってきた土手の甚蔵から
必死の思いで逃げ出して、茅葺屋根の小屋に
駆け込むのだが、そこが甚蔵の家だという不運。
同じく雨宿りに上がり込んでいた村の男が先にいて…

新吉「実に驚きました、酷い雨で、此様に降ろうとは
思いませんでした、実に雨は一番困りますな」
男「今雨が降らんでは作(さく)の為によく無えから、
私(わし)の方じゃア降(ふる)も些(ちっ)とはよいちゃア」
新吉「成程そうでしょうねえ、雷鳴(かみなり)には
実に驚きまして、此地(こっち)は筑波近いので
雷鳴は酷うございますね」
男「雷も鳴る時に鳴らぬと作の為によく無えから鳴るもえゝだよ」
新吉「ヘエー、然うでげすか、…」


圓生師匠で聞くとこのやりとりが面白い。

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