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2016年5月17日 (火)

ラサール四重奏団 15

ラサール四重奏団による1967年の録音で
ルトスワフスキ、ペンデレッキ、黛敏郎の作品。
1967年12月にベルリンのUFAスタジオで収録。
そして後半は、ジョン・ケージの弦楽四重奏曲で
1972年12月にハノーヴァーで収録されている。
圧倒的な素晴らしさであり、お気に入り盤なのだが、
ルトスワフスキの弦楽四重奏曲(1964)がとにかく凄い。
不思議なぐらいの鮮やかさで、この鋭く衝撃的な音楽に
現代音楽とはいえ、夢中になって引き込まれてしまう。
この緻密で複雑で、極めて難解に構成される世界観が
実に楽しい。何しろ面白い。現代音楽って、快感だ。
西洋音楽の最先端の手法と日本的なものを融合させた…
黛敏郎による弦楽四重奏のための前奏曲(1961)は、
我々日本人にとっては格別な存在であり、この作品を
ラサール四重奏団が録音してくれたということは誇りだ。
現代音楽のこの緊張感、作品の集中力というものは、
本当に偉大であり、傑作には特別な時間が存在している。

DG 423 245-2

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