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2016年6月11日 (土)

落語につぶやき 274~宿屋の富

江戸の三富というと谷中の感応寺、目黒の不動、
それに湯島の天神だが、これは享保年間だそうで、
文政以降は拡大し、浅草八幡、浅草観音、浅草三社、
浅草念仏堂、浅草大神宮、浅草焔魔堂、本所回向院、
深川霊岸寺、芝明神、愛宕山、西久保八幡、白山権現、
根津権現、平川天神などでも行われたと書いてある。
時期は不明だが、人形町の椙森神社も有名だったと
「宿屋の富」の中で描かれている富興行が椙森神社だ。
富くじの噺はいろいろあるし、湯島や深川や様々なので、
どこの富か、場所が混乱しているケースもあるのだが、
「宿屋の富」は、椙森神社にしてほしい。というのも
一文無しの客が宿泊しているのが、馬喰町の宿屋で
江戸時代に宿屋があったというと馬喰町が有名である。
この椙森神社は、馬喰町からすぐの場所で、この客が、
宿屋の主人に富の札を買わされて、ふらっと付き富の
椙森神社へ出掛ける…この位置関係が重要である。
湯島だとちょっと遠いし、深川は川の向こうなのだ。

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