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2016年7月 6日 (水)

クリストフ・フォン・ドホナーニ 18

ドホナーニ指揮クリーブランド管弦楽団による
シューマンの交響曲全集を聞いていきたい。
今日は交響曲 第1番 変ロ長調 作品38「春」と
第2番 ハ長調 作品61で、1987年11月に第1番、
1988年2月に第2番をマソニック・オーディトリアムで収録。
この時期にマーラーやブルックナーの交響曲も並行して、
録音が進んでいたのだが、とにかくドホナーニは絶好調だ。
緻密な解釈と凝縮された音楽、その力強さには圧倒されて、
隅々にまで徹底して明確である。一瞬の隙も停滞も作らず、
時に単調に聞こえるシューマンの交響曲が、完璧な造形で
これほどまでに端正で立体的に響いたことがあるだろうか。
明暗も陰影も実に対比が効いて、深みある音色に感動する。
シューマンの交響曲って、凝り過ぎて、それが空回りすると
まとまりのない印象もあるけれど、ドホナーニの演奏で聞くと
それらが尽く面白くてたまらないのである。これぞ名演だ。

CDR880

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