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2016年8月28日 (日)

アルバン・ベルク四重奏団 13

アルバン・ベルク四重奏団でシューベルトを聞いている。
今日は、弦楽四重奏曲 第15番 ト長調 D.887で
1997年3月にウィーン・コンツェルトハウスで収録。
精妙な響きでメカニックの研ぎ澄まされた感覚は、
アルバン・ベルク四重奏団ならではの仕上がりであり、
シューベルトの音楽が現代音楽のような鋭さだけど
歌うところでの情緒ある雰囲気と親しみやすさで、
絶妙なバランスに引き込まれる。工業製品のような
精密なフォルムを獲得しているけれど、冷たさはなく、
むしろ明るい音色で、血の通った温かみが感じられて、
こういう演奏は、他では聞いたことがない。その辺りに
アルバン・ベルク四重奏団が抜きん出た存在であり、
広く愛されていた理由があるのではないかと思われる。
しかしそれにしてもシューベルトのこの第15番って、
「死と乙女」や「ロザムンデ」に比べるとマニア向けだが、
本当に素晴らしい。聞けば聞くほど、好きになる作品。

Warner 0825646123476

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