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2016年9月22日 (木)

落語につぶやき 281~小猿七之助

三年ぐらい前に小満ん師匠の会で
「小猿七之助」からの二場を聞いたが、
「牢払い」の場面があり、牢払いとは、
伝馬町の牢屋敷で近くに火事があると
罪人を牢から出し、三日の間、釈放される。
四日目の朝、決まった通りに戻ってくると
神妙である…と罪が減ぜられたそうだが、
伝馬町の牢内にいる七之助だが、吉原で
火事があり、近くに飛び火して、牢払いとなる。
目の不自由な妹と寝たきりの父を気遣って、
品川へと向かうのだが、伝馬町からの道のり、
日本橋に出て、京橋から現在の銀座を通り、
新橋、芝、高輪の大木戸をくぐると江戸の外、
八ツ山下から品川宿である。江戸っ子は、
南の品川にふらっと遊びに行ったそうだが、
今の感覚からするとかなりの距離である。
伝馬町からだとたっぷり二時間はかかりそう。
江戸時代には、それくらいは軽かった…という
よほど健脚で、距離感の違いに驚くのである。

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