« ズービン・メータ 7 | トップページ | 落語につぶやき 281~小猿七之助 »

2016年9月21日 (水)

アレクシス・ワイセンベルク 3

アレクシス・ワイセンベルクでラフマニノフのピアノ・ソナタ
第1番が1987年5月、第2番(改訂版)が1988年9月に
ハノーヴァーのベートーヴェンザールで収録されている。
少し前にアムランの演奏でラフマニノフの第2番のソナタを
聞いたのだが、久しぶりにワイセンベルクのCDを出してみた。
この当時は、ラフマニノフのピアノ・ソナタは、現在のように
誰でも弾く作品ではなかったのだが、特に第1番の録音は
珍しかったと思う。第2番は昔からホロヴィッツが有名だが、
アシュケナージでも第1番を録音したのは2011年である。
この1988年の第2番は、ワイセンベルクの最後の録音か?
桁違いのヴィルトゥオジティを発揮しながら、後に知るのだが、
パーキンソン病の悪化でワイセンベルクは弾けなくなってしまう。
強靭なパワーでその迫力に圧倒されるのだけど、限界までの
驚異的なスピード感覚は不思議な爽快感を生み出し、壮絶。
この上なくカラフルな世界にモノトーンな輝きを持ち込んでいき、
とにかく独特なワイセンベルクのピアニズムが私は好きだった。

DG 427 499-2

|

« ズービン・メータ 7 | トップページ | 落語につぶやき 281~小猿七之助 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/64237706

この記事へのトラックバック一覧です: アレクシス・ワイセンベルク 3:

« ズービン・メータ 7 | トップページ | 落語につぶやき 281~小猿七之助 »