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2016年9月 2日 (金)

マルク・アンドレ・アムラン 3

マルク・アンドレ・アムランの1994年の演奏で
ショパンのピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調「葬送」
エイトル・ヴィラ・ロボスの「野生の詩」
ラフマニノフのピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調
シュルツ・エヴレルのアラベスク(美しく青きドナウによる)
1994年9月にモントリオールのピエール・ペラドー・センター。
驚異的なスピード感覚と圧倒的な鮮やかさに叩きのめされる。
若き日のアムランであり、音楽に熱気が込められているような
この頃だからこその魅力も感じられるような気がするのだけど、
やはり聞きものは、ヴィラ・ロボスの「野生の詩」である。最高!
後にhyperionで、ヴィラ・ロボスの作品集を完成させており、
そこで聞いた「野生の詩」がはじめてだったのだが、久しぶりで
やはり大興奮である。とにかく凶暴な一面に驚かされるのだけど、
その対比における神秘性や抒情性に深く引き込まれるのである。
暴力的な高揚の果てにハッとするような繊細な美しさが姿を現し、
とにかく感動的だ。ルービンシュタインに捧げられているらしい。
ヴィラ・ロボスによると親友のルービンシュタインそのものであると
そういう作品なのだそうである。もうひとつ、注目なのはショパンで
同じく後にhyperionで、2曲のピアノ・ソナタを収録した作品集が
制作されているのだが、これは比較して聞いてみたくなってしまう。

CDR886

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