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2016年10月 5日 (水)

リッカルド・ムーティ 10

リッカルド・ムーティ指揮フィルハーモニア管弦楽団で
チャイコフスキーの交響曲を収録順に聞いている。
今日は、交響曲 第6番 ロ短調 作品74「悲愴」
1979年11月14,15日にアビー・ロード・スタジオで収録。
切れ味鋭い快演の続くムーティのチャイコフスキーだが、
表面的な効果で来たこともあり、すると「悲愴」となると、
どうも深みに欠けるような気がしてならない。仕上がりは、
きっちり決まっている感はあるのだが、奥深いところから
湧き上がってくるような、訴えかけてくるものがないので、
表面をなぞっているようになってしまう。ムーティは十年後、
フィラデルフィアで「悲愴」を再録音しているし、さらには
それからも二十数年が過ぎているわけで、現在の巨匠の
貫録を思えば、こちらはその原点ということなのだろう。

CDR889

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