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2016年10月 3日 (月)

ロリン・マゼール 28

ロリン・マゼール指揮クリーブランド管弦楽団で
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いていく。
交響曲 第1番 ハ長調と第6番 ヘ長調 「田園」
個性的なディテール処理で有名な演奏なのだが、
たしかにアクセントの付け方など変わっているし、
とにかく隅々にまで、主題の明確さはもちろんのこと、
伴奏の音型もハッキリとクリアに浮かび上がらせて、
その面白さは、刺激的である。強烈な天才ぶりを
発揮していた1970年代のロリン・マゼールだ。
でもそうした表面的なことよりも明るくいきいきと
ベートーヴェンの音楽が豊かに躍動しているのが
素晴らしいのであり、生命力あふれる演奏である。
しかしこの時代には、個性的でもあったのだが、
20年後の古楽奏法が全盛となる1990年代には、
これぐらいは当たり前であって、変わりもの扱いは
大きな間違い。もっと本質的なところに感動がある。

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