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2016年10月28日 (金)

ミヒャエル・ギーレン 9

ミヒャエル・ギーレン・エディション(第2集)で
ブルックナーの交響曲を収録順に聞いている。
今日は、南西ドイツ放送交響楽団の演奏で
交響曲 第5番 変ロ長調 (1878年 原典版)
1988年12月8-10日と1989年11月9,10日に
カールスルーエのブラームス・ザールで収録。
研き抜かれた透明な輝き、この美しい音色は、
チェリビダッケのブルックナーを思い出すが、
音楽の作り方は、完全なるギーレン流であり、
過激なまでに徹底して明確な響きが追及される。
どこを聞いてもハッキリとした主張が感じられる。
表層のフォルムにこだわり抜いた演奏なのだが、
結果として、聞いたこともない明瞭な造形であり、
ギーレンならばこうなるか…と大いに納得である。
全体に速いが、第4楽章のメタモルフォーゼンは、
快速に突き進む圧倒的な鮮やかさに大興奮だ。

SWR>>music CD-No.SWR19014CD

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