« エリアフ・インバル 27 | トップページ | 落語につぶやき 282~御慶 »

2016年11月30日 (水)

吾輩ハ猫デアル 151

朝日新聞に連載中の「吾輩ハ猫デアル」

あばたを研究しているのか、
鏡と睨(にら)め競(くら)をしているのか
その辺は少々不明である。
気の多い主人の事だから
見ているうちにいろいろになると見える。
それどころではない。もし善意を以て
蒟蒻(こんにゃく)問答的に解釈してやれば
主人は見性自覚(けんしょうじかく)の方便として
かように鏡を相手にいろいろな仕草(しぐさ)を
演じているのかも知れない。

主人が風呂場の鏡を持ってきて、
顔の痘痕(あばた)をしきりに気にしている。

「蒟蒻問答的」とは、落語の「蒟蒻問答」による。
大僧正に扮した蒟蒻屋の六兵衛さんに
諸国行脚の僧が禅問答で問いかけるが、
ちっとも答えがないので、そのうち身振り手振りで
問いかけると、勝手な勘違いで問答が進んでいく。

|

« エリアフ・インバル 27 | トップページ | 落語につぶやき 282~御慶 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/64564656

この記事へのトラックバック一覧です: 吾輩ハ猫デアル 151:

« エリアフ・インバル 27 | トップページ | 落語につぶやき 282~御慶 »