« 圓朝速記~真景累ヶ淵(三九) | トップページ | 東海道の風景から 66~大磯 »

2016年12月23日 (金)

ベルナルト・ハイティンク 16

ベルナルト・ハイティンクの指揮によるショスタコーヴィチで
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との交響曲第8番。
1982年12月にアムステルダム・コンセルトヘボウで収録。
ショスタコーヴィチの15曲の交響曲で第8番が一番好きだ。
ハイティンクのこのシリーズも後半に来たが、ここで第8番。
ロンドンフィルとの前半の演奏も圧倒的緊張度だったけれど
コンセルトヘボウ管弦楽団との録音ではその上を行く出来。
悲痛な音楽を引き締まった響きで異常な緊迫の中で聞かせ、
その内向的な深まりに対し、エネルギーを一気に発散させる…
畳み掛けるような加速では、壮絶な迫力は恐るべき集中力。
現在ならば、もっと明るい音色で楽観的な演奏も聞かれるし、
マーラー的な仕上がりにロマンティックに響くこともあるけれど、
そこは1980年代の演奏で、全く隙がなく、完璧な統率である。

CDR892

|

« 圓朝速記~真景累ヶ淵(三九) | トップページ | 東海道の風景から 66~大磯 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/64665249

この記事へのトラックバック一覧です: ベルナルト・ハイティンク 16:

« 圓朝速記~真景累ヶ淵(三九) | トップページ | 東海道の風景から 66~大磯 »