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2017年1月19日 (木)

第137回 柳家小満んの会

今年の最初の横浜小満んの会である。
余裕をもって出かけて、関内ホールへ。
順調に到着できたが、外は風が冷たい。

柳家寿伴:まんじゅう怖い
柳家小満ん:千早ふる
柳家小満ん:姫かたり
柳家小満ん:質屋庫

最近は正月の気分も失われて、ただの連休のような…
昔の子供はというと凧揚げに独楽回し、女の子は羽根突き、
室内の遊びというと双六にかるた取りという懐かしい話題から
正月の雰囲気を味わってほしいというところで「千早ふる」。
お馴染みの噺だが、小満ん師匠で聞くとすごくいいのである。
柳家でよく聞ける忠実に小さん型の「千早ふる」だが、味わい。
以前にやはり正月、日本橋でも演じられているし、年末の向島で
たしか聞いている気がする。それに対して、「姫かたり」はというと
この数年で何回か師匠が演じているという話は聞いていたけれど
私は聞き逃していたので、今日は収穫だ!浅草の歳の市の風景。
12月17日と18日の二日で、正月の飾りと台所用具を売っていた。
あちゃ負けた、こちゃ負けた、注連(しめ)か飾りか、橙(だいだい)か、
騙りにあった医者には、姫が騙りか、大胆な…と聞こえてしまう。
年末の浅草の賑わい、活気が伝わってきて、私にはそこが魅力。
仲入り後、三席目は「質屋庫」である。この噺は、私は大好きで
「質屋庫」もかなり以前に同じく正月、日本橋で演じられているし、
それに「棚卸し」で聞いた記憶があるのだけど、という点では、
今回の三席は、師匠もときどき取り上げている噺ということか。
「質屋庫」は、旦那が番頭さんに質物の気が残っている…って
カラカラストンのへそくりで買った帯の話と出入りの熊さんが
店の酒と沢庵を樽で持ち出していた件、そこがやたら長いので、
どう聞かせるか…だけど、小満ん師匠の「質屋庫」は面白い。
実にいいのである。そして私が一番好きなのが、小僧の定吉が
芋羊羹を三本、見事に手に入れるところ。本当に楽しかった。
ということで、次回は3月21日(火)の第138回であり、
演目は「和歌三神」「鶯宿梅」「味噌蔵」の三席、楽しみだ。

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