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2017年1月30日 (月)

フランクフルト歌劇場2010

キリル・ペトレンコの指揮によるフランクフルト歌劇場で
プフィッツナーの音楽的伝説「パレストリーナ」から第1幕。
2010年6月のフランクフルト歌劇場におけるライブ録音。
妻の死で創作意欲を失っていた作曲家パレストリーナが、
偉大な先人たちや天使の導きにより、新しい様式による
ミサ曲を完成させるという…伝説に基づいた歌劇である。
20世紀オペラだが、1915年の完成、後期ロマン派の響きで
ワーグナーの楽劇を思わせる。R.シュトラウスにも近いか。
第1幕はパレストリーナの部屋で弟子や息子が思いを語り、
まさに「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の雰囲気だ。
伝統的な形式にとらわれず、自由な発想、新しい精神が
保守的な人々の心を動かし、新しい芸術が創造される…
そうした作品のテーマも共通なのであり、わかりやすい。
苦悩を乗り越え、そこには救済があり、成し遂げていく、
その過程が音楽で表現されるのは、まさに感動的だ。
キリル・ペトレンコが指揮しているというのも注目だけど、
フランクフルト歌劇場の毎回の挑戦は本当に素晴らしい。

OEHMS OC930

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