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2017年2月17日 (金)

ザルツブルク音楽祭2013

ザルツブルク音楽祭2013の録音から
グリゴリー・ソコロフのピアノ・リサイタル。
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ 第29番 作品106
アンコールの演奏からラモーのクラヴサン組曲より
ブラームスの間奏曲 変ロ短調 作品117-2
2013年8月23日にザルツブルク祝祭大劇場で収録。
ベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」であるが、
これまで聞いてきた中でも最も遅い演奏で個性的だ。
しかし表現はしなやかであり、重く響くところはなくて、
軽やかに舞うような…優しい表情で、弱音が美しい。
今回もソコロフの独特な世界が描き出されている。
長大な第3楽章などは、聞いたことのない仕上がりで
とにかく驚かされるけれど、同時にこんなにも深まりを
感じたことはない。そしてアンコールのブラームスで
特に印象的なのだが、自然体でデリケートな音楽は、
何よりもソコロフの最大の魅力であると私は思う。

DG 00289 479 5426

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