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2017年2月24日 (金)

ダニエル・バレンボイム 24

バレンボイムが開発に加わった新しいピアノによる録音。
様々な作品を弾いて、可能性を確かめようという企画で
スカルラッティのピアノ・ソナタ(K.159, K.9, K.380)
ベートーヴェンの創作主題による32の変奏曲、
ショパンのバラード 第1番、そしてリストの作品から
ワーグナーの「パルジファル」~聖杯への厳かな行進
詩的で宗教的な調べ~葬送曲、メフィスト・ワルツ 第1番
2015年10月にベルリンのテルデックス・スタジオで収録。
通常のグランド・ピアノは中音域の弦が斜めに張られており、
低音の弦と交差していることで、振動が干渉し、音が濁る。
その問題を解消するためにすべての弦を平行に張ったのが、
バレンボイム・モデルのピアノで、その楽器を使用して演奏。
スッキリとした響きでファツィオーリに似ている印象だが、
リストの作品で思いきり大音響を弾いても和音が濁らない、
ベートーヴェンのハ短調でも澄み切った空気が漂っている…
そういうことだと思う。バレンボイムには、この楽器を弾いて、
モーツァルトのピアノ協奏曲を録音してほしいと思ってしまう。

DG 00289 479 6724

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