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2017年3月 1日 (水)

ツィモン・バルト 3

ツィモン・バルトのピアノによるラヴェルの作品で
夜のガスパール、鏡、水の戯れを聞いている。
2005年2月と2006年1月にフィンランドにある
ヤルヴェンパーのホールで収録されている。
大柄で筋肉ムキムキのツィモン・バルトのイメージ、
その通りにスケールの大きい思い切った表現だが、
ここでそれを構成しているあらゆるディテールは、
信じられないような弱音を駆使して、繊細な表情、
その表現の幅は、どこまでも限界に挑戦している。
一般的には演奏史での常識というものが存在するが、
ツィモン・バルトはそうした既成概念にはとらわれず、
自らを信じて、すべてをゼロから新しく構築している。
それにしても美しい音色で不思議なぐらいの透明感。
やっぱりツィモン・バルトは天才。恐るべき可能性!

ONDINE ODE1095-2

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