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2017年4月30日 (日)

アルバン・ベルク四重奏団 28

アルバン・ベルク四重奏団のベートーヴェンで
弦楽四重奏曲 第16番 ヘ長調 作品135
1989年6月にウィーン・コンツェルトハウスで収録。
アルバン・ベルク四重奏団の再録音(ライブ)による
ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲を聞いてきた。
最後の第16番である。曲は短いながら緻密であり、
最も凝縮された音楽だと思うけど、こういう作品だと
アルバン・ベルク四重奏団の演奏は本当に鮮やか。
切れ味鋭く、透明感のある音色で重厚さはないが、
精妙な世界がベートーヴェンの深い境地を伝えて、
やはり感動的だ。曲はユーモアにあふれており、
楽しいのだが、複雑な技法が明らかにされている。

Warner 0724347682025

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2017年4月29日 (土)

黒門亭で市江・小歌・小満ん

小満ん師匠を聞きに今週も早朝から黒門町へ。
「らくだ」のオチまで期待していたのだが、残念。

第1部
春風亭朝七:真田小僧
柳亭市江:黄金の大黒
三遊亭小歌:師圓歌を語る
松旭斎美智:奇術
柳家小満ん:らくだ

開口一番は朝七さんで「真田小僧」だが、面白い。
細かいところでかなり作り込まれていて、盛り上がった。
金坊がお父つぁんから巻き上げるのは、十円玉を六枚で
金額設定でも現代に近いけど、台詞の仕上がりも今の感覚。
だから面白いのだが、前座さんの高座としては冒険に思える。
市江さんが「黄金の大黒」で、声もよく出ているし、情景も豊か、
しかし客が付いてこなくて、どうも上手く行っていない。なぜか?
ひとつ気になったのは、端正なお顔立ちで長屋の衆を描くとき、
わざとらしく間抜け面になる…ということがあり、それが際立つと
噺に集中できない。所作、表情で、細かいところにまで丁寧で
熱心に取り組んでいるのかもしれないけれど、楽しそうならば
聞いている人も楽しいのであり、結果、それだけでいいのかも。
続いて小歌師匠が亡くなられた圓歌師匠の想い出をたっぷり。
自身の噺家人生五十年を振り返りつつ、そこに師匠が絡んで、
圓歌師匠の貴重な話も聞けたが、長かった。これが後に影響。
小満ん師匠が上がったのが13時40分。残り20分で「らくだ」。
もう無理だ…って印象だが、屑屋さんの月番さんとのやり取り、
八百屋との菜漬けの樽の件も説明のみ。大家さんのところで
かんかんのうを歌って、酒を三杯飲み、酔っぱらったところで、
お煮しめを食べるが、それで刺身が食いたい…って、魚屋で
出すの…出さねえのを云ったらかんかんのうを踊らせる…
というところでサゲ。でもすごくよかったのが、大家のところへ
屑屋さんが酒とお煮しめの催促をしに行き、らくだのことでは
話を聞きたがらない大家に「らくださんが死にました」というと
その途端、大家はにっこり、うれしそうな顔になって、婆さんに
「らくだが死んだとよ…」って、たった一言でのその変わり様に
こちらも思わず笑ってしまう。僅かなことだけど、見事だった。
14時03分の終演、23分の短縮版「らくだ」だったのだけど、
こういう場面を見られると…もうすっかり大満足なのである。

20170429

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2017年4月28日 (金)

ラルス・フォークト 3

ラルス・フォークトでブラームスのピアノ三重奏曲、
第1番 ロ長調 作品8(1889改訂版)を聞いている。
クリスティアン・テツラフ、ターニャ・テツラフと共演。
2014年5月27-29日にブレーメンのゼンデザール。
ラルス・フォークトのピアノは最高だ。柔らかい音色、
優しく語りかけるような表現から力強く重い拳にまで、
とにかく自在にブラームスの音楽が豊かに鳴り響く。
ブラームスの室内楽で代表曲ともいえる傑作だが、
本当に素晴らしい演奏で心から感動して満たされる。
ここでは(1889年改訂版)と改めて表記しているが、
一般に演奏されているのは、この改訂版だと思うけど
1854年に作曲された初版というのはどんな作品なのか、
聞いたことがない。作品8という若い番号が付いて、
ブラームスが21歳の作曲である。それから35年後、
成熟したブラームスが改訂を行ったのであり、その辺、
改訂によって傑作に生まれ変わったのか?それとも
最初から魅力的な作品だったのか?比較の機会は
ないのだろうか。1882年の第2番、1886年の第3番、
その完成後に初期の第1番を書き直したのである。
初稿の演奏もCDであるようで、聞いてみたくなった。

ONDINE ODE1271-2D

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2017年4月27日 (木)

アンドレイ・ガヴリーロフ 4

ガヴリーロフの独奏でチャイコフスキーのピアノ協奏曲
第1番 変ロ短調 作品23と第3番 変ホ長調 作品75、
ヴラディーミル・アシュケナージ指揮ベルリンフィルと協演。
1988年6月にベルリンのイエス・キリスト教会で収録。
ムーティと協演した1979年の演奏も素晴らしいのだが、
こちらの演奏は、ガヴリーロフの存在感はさらに大きく、
主張も強くなっている。スピード感覚が速くなることで
ヴィルトゥオーゾ性も高まっているが、音楽は引き締まり、
力強い響きと同時に豪快な迫力で絶好調だ。キーシンが、
ベルリンフィルのジルヴェスター・コンサートで、同じく
チャイコフスキーのピアノ協奏曲 第1番を弾いているが、
考えてみたらこの半年後のことであり、そちらはゆっくりで、
カラヤンの指示するテンポ設定だろうけど、それにしても
あまりの違いに驚いてしまう。極端だけど、どちらも感動。

CDR907

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2017年4月26日 (水)

マルク・アンドレ・アムラン 5

マルク・アンドレ・アムランでリストの作品を聞いている。
幻影 第1番、演奏会用練習曲「森のささやき」「ため息」、
ハンガリー狂詩曲 第10番、第13番、第2番、
暗い雲、夜想曲「夢の中に」、ドン・ジョヴァンニの回想
1996年1月14日にロンドンのウィグモア・ホールで収録。
スーパー・ヴィルトゥオーゾのアムランだが、究極の名人芸。
超絶技巧作品をそうした意識を少しもさせずに聞かせて、
不思議なぐらいに鮮やか、爽快であり、これを神業という。
何て気持ちのいい演奏であろう。技巧的だからといって、
表面的な効果に終わらず、音楽的にも極めて熟成されて、
深みのある響き、隅々にまで完成されたフォルムは凄い!
リストの演奏にも様々な答えがあって、どれも感動するが、
軽やかさとしなやかさを備えたアムランのこの演奏こそ、
一切の押し付けがなく、こうあってほしいと思ってしまう。

hyperion CDA66874

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2017年4月25日 (火)

シャルル・デュトワ 1

シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団による
ラヴェルの管弦楽作品を収録順に聞いていきたい。
今日はバレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)である。
1980年7月25日~8月2日にモントリオールで収録。
これぞ名盤である。このときデュトワは43歳。この成功で
モントリオール交響楽団とともに世界のトップクラスとして
広く知られるようになった。いま聞いても最上の感動がある。
メリハリはハッキリして、各場面の描き分けは鮮やかであり、
といって、全体の進行は実に滑らかだ。この演奏を聞くと
最近の演奏はしなやかな仕上がりが多く、それに比べて、
響きの明解さによるのだけど、デュトワは彫りの深い造形、
色彩も陰影に富んで、深みがある。フランス系ではあるが、
デュトワがスイスの楽団の伝統を受け継いでいるところに
この演奏の最大の特長が現れているのかも。完璧である。

DECCA 478 9466

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2017年4月24日 (月)

リッカルド・ムーティ 15

リッカルド・ムーティ指揮フィラデルフィア管弦楽団で
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いている。
交響曲 第2番 ニ長調 作品36と第8番 ヘ長調 作品93
1986年1月10-21日にフィラデルフィアで収録されている。
力強く音楽に切り込んでいく感じと勢いのある速いテンポで、
いかにもムーティらしい仕上がりだが、どうも重みに欠けて、
その辺はアメリカのオーケストラの特徴かもしれないけれど、
しかし細部にまで明瞭に聞こえてくるのは魅力であると思う。
その点でも流麗さの加わる第8番は、一気に惹き込まれる。
今日は第2番と第8番の2曲を聞いたが、このとき同時に
第3番「英雄」が録音されており、そちらは次回、聞きたい。

EMI 0 97946 2

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圓歌師匠が亡くなられた…

昨日、23日の午後、圓歌師匠が亡くなられた。88歳。
一昨日の黒門亭で伊織さんが、歌むいだった前座時代、
何が一番楽しかったかって、大師匠の圓歌師匠のお宅に
掃除に伺うことだったって、まさに中澤家での修行風景で
お弟子さんたちの語る圓歌師匠は、毒舌のイメージと違い、
優しい方だったのである。素敵な話を聞いたばかりの翌日、
体調を崩されて、麹町六番町のご自宅から病院に運ばれ、
帰らぬ人となってしまった。戸籍上は85歳だそうであり、
それは、空襲で戸籍簿が焼け、作り直すのに届け出て、
家族が間違えてしまったそうな…「中沢家」の噺に出てくる
圓歌師匠のご両親が間違えたのか?戦中戦後の混乱で
そんなこともあった…時代を感じさせるエピソードである。

※ 最晩年は湯島で生活されていたとの話も聞いた。

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2017年4月23日 (日)

アンドレ・プレヴィン 19

アンドレ・プレヴィン指揮ロサンゼルス・フィルによる
ドヴォルザークの交響曲 第8番 ト長調 作品88、
スケルツォ・カプリチオーソ 変ニ長調 作品66、
弦楽のためのノットゥルノ ロ長調 作品40
1989年4月3日にUCLAのロイス・ホールで収録。
第8番は濃厚な表現だけど、音楽が濃厚なのではなく、
その美しい色合いと爽やかな流れを維持しつつであり、
たっぷりと歌って、この名曲の楽しさが伝わってくる。
プレヴィンのこのシリーズに共通するのは、どっしりと
低音がしっかり響いて、骨太な仕上がりともいえるか、
重厚なドヴォルザークだ。アメリカのオーケストラに
程よくドイツ的な落ち着きを持ち込んでいるのかも。

TELARC CD-80206

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2017年4月22日 (土)

黒門亭で小せん・小里ん・小ゑん

今日の黒門亭は「小せん・小里ん・小ゑん」という
最強のメンバーで、朝早くから黒門町に行ってきた。

第1部
林家彦星:子ほめ
三遊亭伊織:狸札
柳家小せん:夜鷹の野ざらし
柳家小里ん:碁泥
柳家小ゑん:燃えよジジババ

開口一番は彦星さんで、はじめて聞いたのだけど、
まず思ったのが、言葉の感じが正雀師匠に似ている。
やっぱり師匠の雰囲気が移るのだけど、面白かったのは、
毛布にくるまった赤ん坊の顔を見ようとして、その手つきが、
仏壇の扉を開けるようで、生まれて七日目を「初七日」って、
そこに通ずるのは、なるほどって思った。すべてが縁起悪く。
続いて伊織さんで、二ツ目に昇進してから、やはりはじめて。
登場のときに暗い雰囲気が漂って、ちょっとゾッとするような
陰気な空気感が客の方にも漂ってくるのだが、噺に入ると
勢いがあって、どんどん華やいでくる感じは何か独特である。
喜多八師匠の感じを目指しているのか?「狸札」はよかった。
小せんさんが「夜鷹の野ざらし」である。聞くのは二度目だ。
八つぁんが向島で、人骨野ざらしに酒を手向けているのを
陰で伺っているのが幇間でなく、夜鷹(まるで化物)であり、
それが赤い着物で訪ねてくるので(幽霊が)出た!って、
八つぁんは夜鷹を自分の部屋に閉じ込めてしまうのだが、
慌てて、隣の先生のところに逃げてくると赤い着物の本物で
娘さんが来ていたものだから、再び出た!って、目を回して、
壁の穴を塞がなかったからだ…というオチにつながって、
幽霊が穴から隣の部屋に移動してきたと思い込む展開で
これは実に合理的であり、いいのである。小説家の原作が
存在するようで、演じているのは許可のある小せんさんだけ
かもしれないが、これはひとつの型として、ぜひ残してほしい。
「馬の骨で太鼓(幇間)」のオチより説得力があるぐらいだ。
仲入り後は小里ん師匠で、「凝っては思案に能わず…」で
縁台将棋のマクラに入り、これは「笠碁」だな…って、まさに
思い込みなのだが、しかし噺に入ると「碁泥」の方であり、
予想が外れたことから新鮮な印象、その楽しかったこと。
碁に夢中になりながら煙草に火を点け、吸おうとする仕草が
入るのだが、その辺の小里ん師匠の所作は本当に見事で
そこに泥棒が加わり、ますます碁に夢中になってしまうところ
よかったのである。時間的には短い噺だけど、感動がある。
第1部のトリは、小ゑん師匠である。「燃えよジジババ」が、
圓丈師匠の作品であることは、何となく知っていたのだが、
聞くのは今日がはじめてだ。映画の「燃えよドラゴン」から
発想は来ているのだろうけど、まさに本当に「燃やす」で
火葬場が舞台の噺だなんて驚きであった。(小ゑん版)で
いろいろ改作されているのだろうけど、この驚きの展開は、
圓丈師匠らしい。そこに小ゑん師匠のマニアック・ネタが
入ってくるのだから、強烈な面白さでそれは無敵であった。
新作なので細かい内容は書かないけれど、会場は爆笑。
親族の内でも一際光る「バカ」というのが、キャラが最高!

20170422

落語はこの辺にして、品川から京急で神奈川新町まで来て、
九州ラーメン「たまがった」で遅い昼食。九州のとんこつが、
たまに無性に食べたくなる。もちろん麺の硬さはバリカタ。
横浜高島屋で北海道展をやっていて、大混雑だったけど
六花亭だけ寄って、マルセイのバターサンドを買ってきた。

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2017年4月21日 (金)

ベルナルト・ハイティンク 20

ベルナルト・ハイティンクの指揮によるショスタコーヴィチで
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との交響曲第13番。
1984年10月にアムステルダム・コンセルトヘボウで収録。
何年もかかってしまったが、この交響曲全集を収録順に
少しずつ聞いてきて、今回の第13番「バビ・ヤール」にて
ついに完結である。問題作とされているけれど、それは、
バスと男性合唱で歌われるエフゲニー・エフトゥシェンコの
歌詞が、ナチスのユダヤ人虐殺を扱っており、ソ連もまた
人種迫害を行っていることを示唆して、当局から改訂を
求められ、様々な妨害工作を受けながら初演したという
そういう作品なのである。音楽が政治的な圧力に耐えて
成立していた時代なのであり、冷戦崩壊後の今となっては、
人気のある作品となっているが、その背景を踏まえて聞くと
ますます感動的である。かなり重苦しい内容ではあるが、
ハイティンクもまた外の人間なのであり、客観性を保って、
ショスタコーヴィチのスコアに冷静に緻密に向き合って、
結果として、その重厚な音楽がストレートに伝わってきて、
そこに込められた真実が、明らかにされているのである。
ショスタコーヴィチの死からの十年間で、冷戦が終わる
ソ連時代の最後の時期に西側で制作されたこの全集は、
まさに偉大な記録で、そしてハイティンクの功績である。

CDR906

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2017年4月20日 (木)

ハンヌ・リントゥ 2

ハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団による
マーラーの交響曲 第1番 ニ長調「巨人」と花の章
2014年5,12月にヘルシンキのミュージックセンターで収録。
じっくりと丁寧に描き込んでいく凝縮された表現を基本として、
一方で速いところでは、鮮やかに快速なテンポで駆け抜けて、
フィンランド放送交響楽団は極上の透明感、爽やかさであり、
これは最高である。なんて気持ちのいい「巨人」なのであろう。
くっきりと明瞭に響かせて、それが音楽に輝きを与えていく…
ハンヌ・リントゥの独特な音作りであり、今回もまた感動した。
きっと熱い指揮姿なのだろうけれど、濃厚になることはなく、
オーケストラの洗練された仕上がりが魅力であり、ギャップや
メリハリ、思い切った発想は新感覚であるようにも思われる。

ONDINE ODE1264

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2017年4月19日 (水)

ラルス・フォークト 2

ラルス・フォークトでブラームスのピアノ三重奏曲、
第2番 ハ長調 作品87と第3番 ハ短調 作品101
クリスティアン・テツラフ、ターニャ・テツラフと共演。
2014年5月27-29日にブレーメンのゼンデザール。
学生の頃、一時期、ブラームスの室内楽にはまって、
いろいろ聞いたのだが、ピアノ三重奏曲の第1番は
有名だけど、ここでの第2番と第3番は久しぶりだ。
長らく聞いていないと何とも素晴らしい音楽に感動。
ソリストながら室内楽に熱心な三人の共演であり、
気心知れたすっかり慣れているアンサンブルだけど、
ときにラルス・フォークトなど、どこか荒々しいような
力技で豪快に聞かせるような場面もあって、迫力だ。
即興性のような動きにも感じられるし、大きな起伏で
繊細さとの対比から生まれる重厚な立体感は最高。

ONDINE ODE1271-2D

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2017年4月18日 (火)

ズービン・メータ 13

ズービン・メータ指揮イスラエルフィルによる
ブラームスの交響曲全集を聞いている。
交響曲 第2番 ニ長調 作品73と悲劇的序曲 作品81
1992年10月4-27日にマン・オーディトリウムで収録。
冒頭の僅かを聞いただけでもあまりの心地いい音色に
すっかり引き込まれてしまう。イスラエルフィルの明るく、
艶やかな響きは、ブラームスのニ長調にぴったりであり、
メータのゆったりと大きく聞かせる音楽と一体となって、
実に感動的な演奏だ。じっくりと深く歌い込まれており、
メータは本当に素晴らしい指揮者である。ということを
現在は思うのだが、この80年代から1990年の頃って、
メータは聞かなかったのだ。当時はクライバーばかり、
こういった穏やかなブラームスには惹かれなかった。
いまは心に響いて、私も歳を取ったな…って、実感。
悲劇的序曲は少し変わって、重厚な迫力が魅力的!

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2017年4月17日 (月)

リン・ハレル 1

ベルナルト・ハイティンクの指揮によるショスタコーヴィチで
交響曲全集を聞いてきたが、今日はチェロ協奏曲 第1番、
独奏はリン・ハレル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団で
さらに後半は、ブロッホのヘブライ狂詩曲「シェロモ」である。
1984年4月にアムステルダム・コンセルトヘボウで収録。
チェリストはあまり詳しくないのだが、リン・ハレルが好きで、
よくいわれている人の声に近いような音色は素晴らしい。
ハイティンクの指揮が交響曲と同じく引き締まった響きで
最高である。ユダヤ音楽がここでのテーマでもあるのだが、
ブロッホの「シェロモ」が感動的だ。あまり聞いていないが、
マイスキーのCDを持っている。聞き直してみたくなった。

CDR905

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2017年4月16日 (日)

横浜の風景から 511

気温は夏に近く、汗ばむ陽気の日曜日だったが、
午後、歩きに出掛けて、和泉川沿いに春の風景。

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泉区和泉町の和泉川沿いの農村風景。

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泉区和泉町の大坪橋にて、和泉川の風景。

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相鉄いずみ野線の横に広がるキャベツ畑。

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泉区和泉町の和泉川沿いだが、
正面に見えるのは、いずみ野の街である。

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橋の架け替え中で新しく完成した新主水分橋。
和泉川の流れもまもなくこちらに変更される。

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泉区和泉町に広がるキャベツ畑。

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いずみ野駅の近くに広がるキャベツ畑。

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戻ってきて、いつもながらのお墓山。
瀬谷区阿久和南1丁目である。

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お墓山の近くにあるネギ畑だが、
育って、ネギ坊主が付いている。
収穫上は手遅れのようだけど。

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2017年4月15日 (土)

アルバン・ベルク四重奏団 27

アルバン・ベルク四重奏団のベートーヴェンで
弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 作品132
1989年6月にウィーン・コンツェルトハウスで収録。
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲で最も好きな作品で
それは、高校生のときに当時はまだ新しかった
サントリーホールで、アルバン・ベルク四重奏団で
この曲を聞いているからであり、格別なのである。
傑作なので名演も多いけれど、やはりいま聞いても
アルバン・ベルク四重奏団の演奏がぴったり来て、
それはきちっとした造形で細部にまで鋭く、明瞭で
結果的にこの作品の格調高さがよく伝わってくる。
ベートーヴェンが最後に到達した高みの境地が、
透明感あふれる輝きの音色で表現されている。

Warner 0724347682025

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2017年4月14日 (金)

ロンドン交響楽団

ヴァレリー・ゲルギエフ指揮ロンドン交響楽団で
ラヴェルのバレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)、
亡き王女のためのパヴァーヌ、ボレロを聞いている。
2009年9,12月にバービカン・センターで収録。
「ダフニスとクロエ」が大好きで、全曲がいいのだが、
今日はゲルギエフの演奏。かなり昔の来日公演でも
第2組曲が演奏されていたような記憶があるのだが、
ロシアのイメージで、接点がなさそうなフランス音楽に
ゲルギエフは若い頃から熱心だったのかもしれない。
指揮姿が目に浮かぶしなやかな表現を最大の特長に
全体に滑らかな音色で聞かせている。意外に普通だと
ゲルギエフならではの強烈な個性を期待していたなら
肩すかしのようで拍子抜けもするが、音楽に正面から
真っ直ぐに取り組んで、変化球はどこにも見られない。
音色豊かなロンドン交響楽団も非常に洗練されている。

LSO Live LSO0693

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2017年4月13日 (木)

クラウディオ・アバド 31

クラウディオ・アバド指揮シカゴ交響楽団による
チャイコフスキーの交響曲全集を聞いている。
交響曲 第4番と幻想序曲「ロメオとジュリエット」
1988年4月2-4日にシカゴ・オーケストラホール。
アバドにしては、ゆったりとしたテンポ設定であり、
ロシア色を濃厚に歌い上げようという姿勢なのかも、
というのは思うのだが、しかしシカゴ交響楽団であり、
スッキリとシャープな音色を響かせて、アバドもまた
丁寧に細部まで、客観性と平衡感覚を保ちながら
音楽を進めていくので、そこはやはり独特である。
ここでもやはりつい思ってしまうのが、ドイツ色で
安定した重みのあるベルリンフィルであったなら…
という、この十年後の演奏を聞いてみたかった。
「ロメオとジュリエット」では、ますます洗練されて、
この美しい響きは最高だし、雰囲気も実によくて、
さらに後半へ向かっての盛り上げにも感動した。

SONY 88697836722

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2017年4月12日 (水)

ミヒャエル・ギーレン 18

ミヒャエル・ギーレン・エディション(第4集)から
ウェーバーのピアノ協奏曲 第2番 変ホ長調
ルードヴィヒ・ホフマンのピアノ独奏による
管弦楽は南西ドイツ放送交響楽団の演奏、
1973年6月19日にハンス・ロスバウト・スタジオ。
ウェーバーのピアノ協奏曲の存在は知っていたが、
これまで聞いたことがなかった。明るく、楽しいが、
独奏は思ったよりもヴィルトゥオーゾな印象である。
そういう演奏なのであって、作品は複雑ではない。
ベートーヴェンからショパンへと向かって、その先に
リストが待っている時代の流れを感じて、面白い。

SWR>>music CD-No.SWR19028CD

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2017年4月11日 (火)

クリストフ・エッシェンバッハ 10

クリストフ・エッシェンバッハ指揮NDR交響楽団による
ヒンデミットの交響曲「画家マティス」、交響曲 変ホ長調
2013年4月11,14日にハンブルクのライスハレで収録。
ヒンデミットの交響曲集だが、有名な「画家マティス」と
比べて、この交響曲変ホ長調という作品ははじめてだ。
「画家マティス」は、デュトワの鋭く引き締まった演奏を
以前に聞いたとき、これがいいなって感じたのだが、
エッシェンバッハはゆったりと壮大に仕上げる印象で
逆なようにも思われる。しかしながらいつもの通りに
じっくり歌わせて、想いの詰まった音楽には感動する。
それほど濃厚な響きでもなく、ある程度、爽やかさも
感じられるのであり、洗練というのとは違うのだけど、
20世紀初頭の暗い時代は意識させずに健康的だ。
ヒンデミットの管弦楽は色彩豊かであり、緻密な技で
あまり難しく考えない方が、楽しんで聞けるようである。

ONDINE ODE1275-2

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2017年4月10日 (月)

横浜の風景から 510~桜

この桜も明日の雨と風で散ってしまうらしい。

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泉区岡津町の富士塚である。
人工富士の上に桜が咲いているのだが、
ここの桜はどうも写真に写りにくい。

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泉区新橋町の中丸家長屋門にて、
立派な桜だが、今年も盛大に咲いた。

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瀬谷区阿久和南1丁目のお墓山。
いつもながら帰り道に定点撮影。

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横浜の風景から 509~桜

どこも桜が満開だが、葉が出てきており、
そろそろ散りはじめている。昼すぎに出掛けて、
ちょっと寄り道して、桜の見納めめぐり。

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泉区緑園4丁目の「四季の径」にて。

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続いて、「四季の径」だが、緑園都市の駅の近く。

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岡津高校の桜だが、今は岡津高校とはいわなくて、
横浜緑園高校というのか?泉区岡津町にて。

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2017年4月 9日 (日)

アルバン・ベルク四重奏団 26

アルバン・ベルク四重奏団のベートーヴェンで
弦楽四重奏曲 第14番 嬰ハ短調 作品131
1989年6月にウィーン・コンツェルトハウスで収録。
このシリーズを聞いていて、眩しいぐらいの明瞭さ、
清々しいまでの透明感で音楽を作っていくのは、
独特な特長を生み出しているのだが、力強い響き、
メリハリを効かせて、鋭く切り込んでいくところは、
アルバン・ベルク四重奏団ならではの演奏である。
ライブの熱気が加わっているところが、また魅力。
ただ完璧なだけとは違い、思った以上に味がある。
前の全集とは、少し仕上がりを変えているのかも。
改めてよく比較してみないとわからないのだが。

Warner 0724347682025

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2017年4月 8日 (土)

マリインスキー劇場管弦楽団

ヴァレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団で
ショスタコーヴィチとシチェドリンのピアノ協奏曲を聞いている。
独奏はデニス・マツーエフでショスタコーヴィチの第1番と第2番、
後半には、シチェドリンのピアノ協奏曲第5番が収録されている。
2009年12月25-30日、2010年12月30日にマリインスキー劇場。
私の中でのこのところのシチェドリン・ブームで聞きたくなったのだ。
ショスタコーヴィチの諧謔的な作風は、あまり好まないのだけど、
マツーエフのピアノは本当に素晴らしい。迫力のエネルギー発散で
しなやかに自在に動き回り、高速なところでの鮮やかさは最高!
そして一方の繊細な表情での美しさは格別なのであり、聞かせる。
シチェドリンのピアノ協奏曲は今のところ第6番まであるようだが、
第5番は1999年の作品だそうで、その独特な色調による輝きは
やはり夢中にさせる。破壊的な響き、暴力性は影を潜めているが、
多様な要素が凝縮されているのは、シチェドリンならではの世界。
全体には混沌としたものを思わせるが、各場面で見せる表情は
洗練されて、研ぎ澄まされている引き締まったものを感じさせるし、
何とも興味の尽きない作曲家だ。シチェドリンを弾くピアニストは、
なかなか他にいないので、マツーエフにはさらに聞かせてほしい。

MARIINSKY MAR0509

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2017年4月 7日 (金)

横浜の風景から 508~桜

雨の後ですっきり晴れた青空。
続いて、近所を歩いて、満開の桜である。

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善部小学校の近くで、善部町公園の桜。

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ここも枝を落としてしまったようだ。
道路上にかなり張り出していたのが、
きれいだったのだが、すっかり縮小で
残念である。いろいろ問題があるのだろう。

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善部町公園の公園内の桜。
夕日を浴びて、きれいである。

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横浜の風景から 507~桜

夕方、すっかり青空になったので、
近所の桜を見て回った。満開である。

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善部第二公園だけど、枝を落としてしまったのか?
ずいぶん貧相な桜になってしまった。ちょっと残念。

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善部第一公園の手前の桜。
水曜日ぐらいから満開になっている。

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善部第一公園の奥の桜。
風になびく柳の木と並んでいるのがきれいで。

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2017年4月 6日 (木)

バイエルン放送交響楽団

ベルナルト・ハイティンク指揮バイエルン放送交響楽団で
ベートーヴェンのミサ・ソレムニス 作品123を聞いている。
独唱は、ゲニア・キューマイアー、エリザベート・クルマン、
マーク・パドモア、ハンノ・ミュラー・ブラフマンである。
2014年9月25,26日にミュンヘンのヘルクレスザール。
思った以上に明るい音色で輝きの音楽は祝典的である。
渋い音色で引き締まった響きを聞かせるのではないかと
予想していたのだが、近年のハイティンクの傾向では、
マーラーでもブルックナーでも明るい音色なのである。
緊張感よりも穏やかにゆったりと音楽を運んでいるが、
昔の演奏のような巨大な仕上がりではなく、きびきびと
つまりは編成も縮小しているのではないかと思うのだが、
透明感を大切にしている。考えてみるとハイティンクの
ミサ・ソレムニスって、CDが制作されるのは、これが
はじめてではないだろうか。意外である。ありがたい。

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2017年4月 5日 (水)

新宿末廣亭 4月上席

新宿の4月上席の昼のトリは小満ん師匠なので、
満開の桜をチラチラ見ながら、末廣亭に行ってきた。

昼席
春風亭朝七:子ほめ
柳家わさび:動物園
林家楽一:紙切り
三遊亭天どん:釜泥
柳家小せん:金明竹
江戸家小猫:動物鳴きまね
古今亭志ん輔:強情灸
むかし家今松:干物箱
ニックス:漫才
林家正蔵:漫談
金原亭伯楽:長屋の花見
松旭斉美智・美登:奇術
柳亭左楽:悋気の火の玉
-仲入り-
柳家一九:親子酒
笑組:漫才
桃月庵白酒:浮世床~本
柳家小団治:大安売り
翁家勝丸:太神楽曲芸
柳家小満ん:寝床

私的にはすごくいい顔付けで、わさびさんにはじまって、
志ん輔師匠、今松師匠に伯楽師匠、膝前が小団治師匠、
もちろん小満ん師匠のお弟子さんで一九師匠も登場だし、
それに代演の噺家さんがピタッと来た印象で、小せんさん、
ペヤングの文楽師匠に代わって、左楽師匠が出演なんて、
なんて魅力的な一日だ。花見に行っている場合ではない!
伯楽師匠の「長屋の花見」で十分である。しかしこれが、
「長屋の花見」はこの季節はどこに行っても聞けるような
あまりに有名すぎて、ちょっと避けたい印象もあるのだけど
楽しかったのである。目白の小さん師匠のイメージがあって、
全体にどこかでその空気感が、現在も残っているような…
そうした傾向があるのかもしれないが、伯楽師匠は金原亭、
つまり古今亭なので、台詞ではないところで違った雰囲気も
何か新鮮なものを見付けられたのかもしれないのである。
同様に白酒さんの「浮世床」だが、この太閤記を読む場面は、
しつこくてつまらないな…って思っていたのだが、面白くて、
笑って笑って、最高だった。本を読む表情が独特なのであり、
つっかえつっかえで、繰り返されるフレーズだけど、微妙に
変化を付けて、単なる繰り返しになっていない。ここは見事。
白酒さんの工夫と細かいところにまで緻密に笑いを求めて、
「浮世床」はこう聞かせるのだな…って、強く印象に残った。
小満ん師匠は「寝床」であった。お馴染みではあるけれど、
何度聞いても面白い。好きなのが、旦那がだんだん興奮して、
訳が分からなくなってきて、煙管の先を口に当ててしまって、
「あちち、熱いや」って、「もう寝ますから」って、怒りが爆発。
その沸騰していく過程を見ていると可笑しくて可笑しくて…
しかし番頭さんが少しずつなだめていくと表情が緩んできて、
「お長屋の衆が外で待ってますから」「みんな、好きだね」って、
満面の笑みでご機嫌になってしまう…その表情の移り変わり、
もう絶品である。「寝床」は、小満ん師匠に限るな!という。

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2017年4月 4日 (火)

ウラディーミル・アシュケナージ 16

ウラディーミル・アシュケナージのピアノによる
ベートーヴェンのピアノ三重奏曲を聞いている。
イツァーク・パールマン、リン・ハレルと共演。
今日はピアノ三重奏曲 第3番 ハ短調 作品1-3、
第4番 変ロ長調 作品11、カカドゥ変奏曲 ト長調
1979-1984年にロンドンのアビー・ロード・スタジオ。
今さらいうまでもなく、ベートーヴェンの変奏曲好きは
格別なものがあり、ここでもあちこちに用いられている。
しかしそれがごく当たり前のことのようで、自然であり、
ベートーヴェンならではの傑作ぞろい、感動的である。
第3番は作品1からの一曲で、「街の歌」で知られる
第4番も初期の作品だが、演奏が素晴らしいので、
全く隙のない完成度。アシュケナージはやはり最高。

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2017年4月 3日 (月)

横浜の風景から 506

今年も泉区岡津町の西林寺にて、
満開のしだれ桜である。

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毎年、ソメイヨシノの開花の頃、
こちらのしだれ桜は見頃となるのだが、
今年は4月に入ってしまっているので、
例年より十日ほど遅い印象である。

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2017年4月 2日 (日)

マルク・アンドレ・アムラン 4

マルク・アンドレ・アムランでブゾーニのピアノ協奏曲、
マーク・エルダー指揮バーミンガム市交響楽団と協演、
1999年6月にバーミンガムのシンフォニー・ホール。
アムランをいろいろ聞きたい気持ちが盛り上がっていて、
今日は久しぶりにブゾーニのピアノ協奏曲を出してみた。
このCD以来、他には聞いていないので、もう15年ぶり?
ピアノ協奏曲では異例の1時間10分という巨大な作品、
後半には合唱も加わり、難曲として有名だが、個性的で
しかし協奏曲というよりピアノ付き交響曲の印象である。
ピアノがオーケストラに埋もれているというのではなくて、
全体の調和、一体感が作品の方向性であり、音楽は
後期ロマン派の濃厚な音色で、親しみの存在である。
それにしてもアムランの珍品紹介は、偉大な業績だ。

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2017年4月 1日 (土)

アルバン・ベルク四重奏団 25

アルバン・ベルク四重奏団のベートーヴェンで
弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 作品130
CDを変えて、さらに大フーガ 変ロ長調 作品133
1989年6月にウィーン・コンツェルトハウスで収録。
透明感あふれる明るい音色で、実にクリアな響き。
速いテンポの楽章では、より一層の鮮やかさで
たいへんメリハリが効いている。後から付けられた
終楽章を第6楽章として、ここでは演奏されている。
別の機会には、大フーガを最終楽章としていたが、
ライブ録音であり、この形だったのか?意外な感じ。
せっかくなので、大フーガも続けて聞いているが、
終楽章が差し替えられた原因として、この難解さで
当時は理解されなかったのであり、しかし大傑作!

Warner 0724347682025

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