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2017年5月25日 (木)

ウィーン国立歌劇場 2011/2012

ウィーン国立歌劇場2011/2012シーズンにおける
ワーグナーの「ニーベルングの指環」の上演より
楽劇「ラインの黄金」を聞いている。今日は後半で
第3場と第4場。指揮はクリスティアン・ティーレマン。
2011年11月にウィーン国立歌劇場で収録されている。
ウィーンのこの音色だとティーレマンの指揮も流麗になり、
やはり独特な仕上がりにはウィーン流を感じるのだが、
それが魅力でもあり、一方で主導動機の扱いはそれほど
強調をしない…音楽全体の流れを大切にしているような
そうした印象を受ける。冒頭のライン河底は特長的だが、
神々の世界と地底のニーベルハイムの場面転換などは、
音楽でハッキリと伝わってくる感じではない。その辺は、
舞台と演出との関係もあるのかもしれないが、例えば、
今日のところで、地底からアルベリヒを捕えた神々が、
地上へ戻ってくる場面転換など、邪悪な暗黒世界から
明るい外の世界に抜け出して、ホッとするところであり、
光を取り戻していくところが音楽にも表現されているが、
劇的に想像力を掻きたてられるような場面転換では
なかったように思う。欲にまみれて、神々と巨人族、
そしてニーベルング族が様々な思惑をここに交差させ、
各場面での世界観の変化が鑑賞の上での面白みだが、
それも音楽でより舞台に表現させるスタイルなのかも。
二時間半の舞台が非常にスムーズに流れていくので
その点では、不思議なぐらいに時間を感じさせない。

DG 00289 479 1560

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