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2017年5月30日 (火)

ウィーン国立歌劇場 2011/2012

ウィーン国立歌劇場2011/2012シーズンにおける
ワーグナーの「ニーベルングの指環」の上演より
クリスティアン・ティーレマンの指揮による
楽劇「ジークフリート」から第2幕を聞いている。
2011年11月にウィーン国立歌劇場で収録されている。
「ニーベルングの指環」の中で昔から一番好きなのが、
この「ジークフリート」第2幕なのだが、欲に目がくらんだ
ウォータンやアルベリヒには、この世界は邪悪なものだが、
第2場のジークフリートの登場とともに森は晴れわたり、
清々しく美しい情景が広がるのは、やはり最高である。
指環を守るファーフナー(大蛇)を挟んで、第1場では、
さすらい人のウォータンと指環の奪還を狙うアルベリヒが
睨みあい、そして第2場では、まだ若いジークフリートと
その英雄の存在に恐怖を感じるミーメが対峙する構図、
物語の展開でも面白い一幕である。恐ろしい大蛇を倒し、
ジークフリートはその返り血によって小鳥たちの鳴き声に
その言葉が理解できるようになるのだが、そこでの音楽も
また美しく、醜いものの対比に森の透明な輝きがあって、
それをくっきりと描き出すのでは、ティーレマンは最高だ。
ミーメがどれだけ活躍してくれるかで、ここでの面白さが
変わってくるが、ウォルフガング・シュミットは素晴らしい。
というのは、音を聞いて伝わってくる雰囲気なのだけど。
以前は、主役のジークフリートを歌っていた人でもあり、
この舞台をまた違って、より深く理解しているのかも。

DG 00289 479 1560

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