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2017年5月31日 (水)

ウィーン国立歌劇場 2011/2012

ウィーン国立歌劇場2011/2012シーズンにおける
ワーグナーの「ニーベルングの指環」の上演より
クリスティアン・ティーレマンの指揮による
楽劇「ジークフリート」から第3幕を聞いている。
2011年11月にウィーン国立歌劇場で収録されている。
「ニーベルングの指環」も後半となり、ただただ感動的だ。
ジークフリートの前にさすらい人のウォータンが姿を現し、
二人が言葉を交わすのはこの第3幕第2場だけだが、
ウォータンに代わり、ジークフリートが本当の主役となる。
第2場までは、ウォータンをも圧倒する迫力の音楽で
ジークフリートが突き進むが、第3場で炎に包まれる
ブリュンヒルデの姿に遭遇し、ジークフリートははじめて
恐れというものを知る。戸惑いと未知の感情に支配され、
勢いで進んできた音楽が立ち止り、その落差の作り方、
ティーレマンは極大の表現で劇的な場面を創造して、
それは素晴らしいのである。歌手もオーケストラも…
歌劇場全体が魔法に掛けられたように不思議なほどの
高みの一体感を生み出して、後半は聞いたことのない
これまででも最も偉大な第3幕であった。本当にすごい。

DG 00289 479 1560

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