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2017年5月24日 (水)

ウィーン国立歌劇場 2011/2012

ウィーン国立歌劇場2011/2012シーズンにおける
ワーグナーの「ニーベルングの指環」の上演より
楽劇「ラインの黄金」を聞いている。今日はその前半で
第3場の途中まで。指揮はクリスティアン・ティーレマン。
2011年11月にウィーン国立歌劇場で収録されている。
音楽が実にしなやかでその滑らかな響きには驚かされた。
というのは、その前のバイロイトでのイメージがあったので
2006年から2010年までバイロイトの指環を指揮していたが、
その5年間でも緩急の動きが自在になって、音に輝きが増し、
毎年、進化し続けていたが、ウィーンとなるとさらに激変である。
ティーレマンの底知れない音楽の深まりと相手次第というか
自らの置かれる状況を果敢に取り込んで、成長し続ける…
「ラインの黄金」から桁外れの密度の高さに叩きのめされた。
好みとしては、ウィーンの響きはちょっと私には軽いのだが、
しかしティーレマンが、時に思い切って豪快な濁音を唸らせ、
清々しく晴れわたる透明感と暗雲立ち込める混沌の対比で
それをことさら際立たせることで、美しい場面の一層の輝きと
音楽が面白いように雄弁に語りかけてきて、それは圧倒的だ。
実はこのCDは買ってからずっと寝かせてしまったのだが、
「指環」は聞くのに時間がかかるもので…しかしこの辺で
ついに聞いてみようと今日から当分の間は「指環」である。

DG 00289 479 1560

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