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2017年6月21日 (水)

クリスティアン・テツラフ 1

クリスティアン・テツラフとラルス・フォークトによる
ブラームスのヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調、
第2番 イ長調、第3番 ニ短調とスケルツォ ハ短調。
2015年8月24-26日にブレーメンのゼンデザール。
期待はしていたのだけど、ここまで並外れて感動的に
これまでの中でも最高の名演に仕上がっているなんて、
正直、驚かされた。ブラームスの完成された音楽に
まだこんなにも豊かな表現が生み出される可能性が
残されていたなんて、これを驚かずにいられようか。
テツラフは弱音を駆使して、繊細な表情を基本として
かなり自由な印象に聞かせている。そうした音作りに
多大な影響を与えているのがラルス・フォークトである。
どう聞いても伴奏というべきところに豊かな響きを与え、
いきいきと語り出し、最弱音から豪快な和音にまで
表現の幅が信じられないぐらいに大きいのである。
本当に素晴らしい。こんな演奏は聞いたことがない。
このふたり、何かを掴んで、抜け出したようである。

ONDINE ODE1284

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