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2017年6月 4日 (日)

ウィーン国立歌劇場 2011/2012

ウィーン国立歌劇場2011/2012シーズンにおける
ワーグナーの「ニーベルングの指環」の上演より
クリスティアン・ティーレマンの指揮による
楽劇「神々の黄昏」から第3幕を聞いている。
2011年11月にウィーン国立歌劇場で収録されている。
「ニーベルングの指環」もこれにて最後の一幕である。
長いようであっという間だ。この第3幕がまた素晴らしい。
これまでの総括と物語がついに決着という内容だが、
第1場がライン河のほとりでラインの乙女たちと戯れて、
「ラインの黄金」冒頭を思い出させ、戻ってきた印象だ。
ジークフリートの記憶がよみがえり、これまでの筋を
語っていく第2場は、ティーレマンの指揮が研かれて、
バイロイトのときもそうだったと思うのだが透明な響き。
それで反旗を翻し、ジークフリートの背にハーゲンが
槍を突き立てるところ、そのすごい迫力は聞きもので、
その先の葬送行進曲などもたっぷり聞かせているが、
本当に隙のない完成された演奏で聞き惚れてしまう。
後半のブリュンヒルデの自己犠牲ももちろん最高だが、
ライン河が氾濫して、何もかもが飲み込まれる場面、
何かこれまで聞いてきたのと少し違う異様な空気に
ティーレマンはまた進化して、壮大な結末が聞ける。
少し時間は空けるが、この夏はバイロイト音楽祭で
ティーレマンが指揮したリングのCDを聞いてみたい。

DG 00289 479 1560

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