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2017年7月 2日 (日)

スティーヴン・オズボーン 1

スティーヴン・オズボーンのドビュッシーを聞いている。
前奏曲集 第1巻と第2巻の全24曲を一枚に収録。
2006年1月6-8日にロンドンのヘンリー・ウッド・ホール。
一瞬で好きになってしまい、以来、お気に入りなのだが、
響きのコントロールが絶妙ですぐに引き込まれてしまう。
鮮やかなテクニックが爽快な空気を醸し出しているが、
柔らかな響きと深みのある音色とが見事に共存して、
そのバランス感覚は感動的である。モノトーンな色調も
独特な仕上がりで、統一された全体の均質感の中に
細部の描き分けが存在して、そのこだわりは神業の域。
前奏曲集は好きでいろいろ聞いてきたが、実に逸品だ。
ところどころ、聞いたことのない和音の鳴り方があって、
スティーヴン・オズボーンの個性的な音感にも感心する。

hyperion CDA67530

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