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2017年7月25日 (火)

バイロイト音楽祭2008

バイロイト音楽祭2008の「ニーベルングの指環」より
楽劇「ラインの黄金」を聞いている。今日はその後半で
第3場と第4場。指揮はクリスティアン・ティーレマン。
2008年7,8月にバイロイト祝祭劇場で収録されている。
ワーグナーの緻密な作曲技法だが、言葉の一つ一つに
音が付けられているようで、つまり主導動機の扱いだが、
ティーレマンの指揮はどの瞬間にも強い集中力で臨んで
深い意図が感じられるような音楽にはとにかく感動する。
このティーレマンの時代の指環は、FMで聞いていたが、
CDになって、音質もよりクリアになっていることもあるが、
改めて、その高い精度の仕上がり、密度に驚かされる。
ティーレマンがバイロイトにデビューして、最初の時期の
「マイスタージンガー」や「パルジファル」では、実に丁寧で
主導動機がじっくりと歌われて、音楽が豊かに語り出し、
こちらものめり込んだのだけど、そのためにテンポが遅く、
演奏時間もことさら長かった。ティーレマンは変わって、
この2008年もすでに十年近く前だけど、緩急が付いて、
速いところでは加速を上げて、より高揚感を出しているし、
自由度が増している。まだまだ序盤だが、あまりの感動で
ワーグナーの楽劇におけるこの陶酔って、病的である。

OPUS ARTE OA CD9000B D

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