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2017年7月12日 (水)

アンドレイ・ガヴリーロフ 6

アンドレイ・ガヴリーロフで、ラヴェルの夜のガスパール、
亡き王女のためのパヴァーヌ、プロコフィエフの悪魔的暗示、
チャイコフスキーの主題と変奏、バラキレフのイスラメイ、
1977年7月13-15日にアビー・ロード・スタジオで収録。
ラトルとのピアノ協奏曲と同時に行われた録音である。
全体としては、いかにもスケール大きい強靭な演奏だが、
ただ迫力で押し通すのではなく、一方で弱音が効果的に
美しく落ち着きのある表情を生み出しているので、まさに
表現の幅が広い…ひとつの曲の中に豊かで深い世界が
凝縮されており、すっかり引き込まれて聞かされてしまう。
もちろんしっかりとした設計をして、演奏プランがあって、
それで作品を仕上げているのだろうが、気の趣くままに
心に湧き起こるものを音楽にぶつけて弾いているような
そんな印象が最大の魅力であって、若さと才能である。
とにかくガヴリーロフの圧倒的な輝きに魅了された。

CDR912

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