« ユジャ・ワン 2 | トップページ | カラヤンの1960年代 15 »

2017年9月25日 (月)

カラヤンの1960年代 14

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ミラノ・スカラ座による
マスカーニの歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」
1965年9,10月にミラノ・スカラ座で収録されている。
たっぷりと鳴らして、雄大に音楽を作り上げていくが、
この辺は1960年代のカラヤンであり、実に感動的だ。
大袈裟になりそうなのだけど、研き抜かれた造形で
隅々にまで、カラヤンの美学が行き届いて、完璧だ。
カルロ・ベルゴンツィやフィオレンツァ・コッソットという
歌手たちも劇的な歌声だが、カラヤンの音楽がすべて
大きく包み込んで、壮大にまとめ上げている感がある。
この1965年の秋以降、カラヤンとミラノ・スカラ座の
録音は存在しないのではないか。以後、ヴェルディも
ベルリンやウィーンでの録音となる。それを考えると
この10年後のベルリンフィルとの録音があったなら
ぜひ聞いてみたかったと思うのだが、明日は続いて
もう一方のレオンカヴァッロの歌劇「道化師」である。

DG 457 764-2

|

« ユジャ・ワン 2 | トップページ | カラヤンの1960年代 15 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: カラヤンの1960年代 14:

« ユジャ・ワン 2 | トップページ | カラヤンの1960年代 15 »