« ウォルフガング・サヴァリッシュ 5 | トップページ | 謝楽祭 2017 »

2017年9月 2日 (土)

落語につぶやき 290~雁風呂

先週の「日本の話芸」は、講談の方の「雁風呂」で
神田松鯉さんの「水戸黄門記~雁風呂由来」であった。
落語の方は、東京では圓生師匠の「雁風呂」が有名で
私は小満ん師匠で聞いているけれど、雁風呂の画が
落語の方では、「函館の松」ということになっているが、
講談では、青森の外ヶ浜となっていた。雁風呂の話が
残っているのは、外ヶ浜だそうで、この点については、
どうも講談の方が、筋が通っている。一方で噺の舞台、
つまり水戸黄門が昼食(ちゅうじき)を取る場所だが、
講談では奥州(東北)となっており、落語は掛川だが、
闕所になった淀屋辰五郎が、金を貸した柳沢吉保に
いくらでも返してもらいたいと江戸を目指しているので、
東海道を西に向かう水戸黄門と掛川で出会う設定は、
大坂との中間で、私はいいと思う。何となく合点が行く。
落語の函館の松は、紀貫之の歌が根拠となっている。
秋は来て 春帰り行く 雁の 羽がい休めぬ 函館の松

|

« ウォルフガング・サヴァリッシュ 5 | トップページ | 謝楽祭 2017 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/65743368

この記事へのトラックバック一覧です: 落語につぶやき 290~雁風呂:

« ウォルフガング・サヴァリッシュ 5 | トップページ | 謝楽祭 2017 »