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2017年9月20日 (水)

圓朝速記~真景累ヶ淵(四一)

続いて、三蔵がお累を見舞っている場面である。

三蔵「…ええ、私の云う事を聴かれませんか、
是程に訳を云ってもお前は聴かれませんかえ、
悪魔が魅入ったのだ、お前そんな心ではなかったが
情ない了簡だ、私はもう二度と再び来ません、
思えばお前は馬鹿になって了ったのだ、呆れます」

腹が立ったわけではなく、妹かわいさゆえに
きついことをいっていると圓朝師匠は説明しているが、
お累は癪(しゃく)を起して、倒れてしまい、
そこへ蚊帳を取りに行った與助が戻ってきて…

三蔵「…宜いか、今水を飲ませるから、ウグウグウグウグ」
與助「何だか云う事が分んねえ」
三蔵「いけねえ、己が飲んでしまった」

自分で飲んでしまうのは、落語によくある描写だが、
「七段目」の気絶した定吉に水を飲ませるところか。

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