« アリシア・デ・ラローチャ 7 | トップページ | 圓朝速記~真景累ヶ淵(四二) »

2017年10月11日 (水)

エリーザベト・レオンスカヤ 1

エリーザベト・レオンスカヤでシューベルトの作品を
収録順に聞いていきたい。これが最初の録音で
「さすらい人」幻想曲、ピアノ・ソナタ ト長調 D.894
1988年11月にベルリンのテルデック・スタジオで収録。
音色的には美しい演奏だが、やはり硬質な響きである。
この時代だとそれはソ連のピアニストの伝統ともいえて、
スケールが大きいのと音楽をクリアに構築していくのは、
ロシア的なシューベルト解釈であるようにも思われる。
作品の特徴として、幻想ソナタは柔らかい響きだが、
全体としては、鮮やかに強い意志と信念が感じられて、
やはり独特の印象はある。リヒテルやギレリスに通じ、
どうしても一括りに考えてしまうが、その世界観である。

WARNER 0190295974954

|

« アリシア・デ・ラローチャ 7 | トップページ | 圓朝速記~真景累ヶ淵(四二) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: エリーザベト・レオンスカヤ 1:

« アリシア・デ・ラローチャ 7 | トップページ | 圓朝速記~真景累ヶ淵(四二) »