« ルドルフ・ブッフビンダー 2 | トップページ | 10月28日の感想 »

2017年10月27日 (金)

ジョナサン・ノット 1

ジョナサン・ノットの指揮によるウィーンフィルで
マーラーの交響曲「大地の歌」を聞いている。
全6楽章をヨナス・カウフマンが歌うという企画である。
2016年6月16-22日にウィーン楽友協会大ホール。
かつてバーンスタインがウィーンフィルとの大地の歌で
テノールとバリトンの歌唱で録音をしたというのがあって、
そのバリトンのパートもヨナス・カウフマンが歌っている
という感じだが、アルトとテノールによる通常版の方が
私は好きであり、一人で全曲歌ってしまったというのは
すごいことなのだろうが、鑑賞の点では、変化に乏しい。
緩急や音色の変化でも極めて自在なウィーンフィルだが、
そこをジョナサン・ノットが隙なくコントロールしているので、
あまり遊びがなく、余裕のない印象もある。洗練されて、
透明感が強いので、この作品の泥臭さや大地の香りも
あまり感じられず、美しい演奏であるだけに弱いかも。
しかしやはりウィーンフィルのマーラーはさすがであり、
結局はすっかり聞き惚れて、あっという間の一時間。

SONY 88985389832

|

« ルドルフ・ブッフビンダー 2 | トップページ | 10月28日の感想 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ジョナサン・ノット 1:

« ルドルフ・ブッフビンダー 2 | トップページ | 10月28日の感想 »