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2017年11月21日 (火)

ミヒャエル・ギーレン 28

ミヒャエル・ギーレン・エディション(第4集)から
ドヴォルザークの交響曲 第7番 ニ短調 作品70
南西ドイツ放送交響楽団の演奏で2011年3月に
フライブルクのコンツェルトハウスで収録されている。
この時期の近年のギーレンの演奏スタイルとして
よくいわれている遅いテンポによる雄大な響きであり、
独特の広がりを見せるドヴォルザークの交響曲である。
重厚にたっぷりと鳴っている仕上がりにも聞こえるが、
ただ遅いだけでなくて、緻密な音の再現と精巧な作り、
ギーレンが求める研き抜かれた構成を築くためには
このテンポ設定が必要なのであって、説得力がある。
ゆったりと聞かせているが、その中身は非常に精妙で
後年のギーレンの魅力が凝縮された演奏に感動した。
1980年代から90年代にかけての強烈な個性による
ドライな感覚を全面に押し出したギーレンのファンには
2000年以降の豊かで重厚な演奏は、好まれない場面も
多いようだが、こちらもまた偉大であり、私は好きである。

SWR>>music CD-No.SWR19028CD

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