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2017年12月25日 (月)

ロイヤル・コンセルトヘボウ

マリス・ヤンソンスの指揮によるブルックナーで
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のライブ盤。
交響曲 第7番 ホ長調(1881/1883,1885年 ノヴァーク版)
2012年12月23,25日にアムステルダム・コンセルトヘボウ。
第7番はバイエルン放送交響楽団とのライブもあるけれど
そちらは2007年11月4日の演奏で、ちょうど5年が過ぎて、
かなり印象も違ってきているように思われる。引き締まって、
豊麗な音響をあえて封印することで、細部にまで明瞭な響き、
背景に隠されている音型に至るまでしっかりと鳴っている。
スッキリとしている。しかしコンセルトヘボウの輝きの音色で
足りない感覚はどこにもないし、豊かな音楽は従来通りだ。
同じ年の録音で第6番のときも書いたが、ヤンソンス流の
ブルックナーの描き方が完成されて、それが素晴らしい。
正直なところ、ブルックナーを聞くのにヤンソンスというと
それほど興味惹かれるほどでもなかったのだが、今は違う。
ブルックナーのこれまでの伝統的なイメージにとらわれず、
ヤンソンスが、自身のメッセージをストレートに乗せてきて、
それに気付けた途端、音楽は心に響いて、引き込まれる。

RCO 14005

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