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2018年1月28日 (日)

黒門亭でほたる・小ゑん・小里ん

小ゑん師匠と小里ん師匠で黒門亭に行ってきた。
朝早くから並んで、雲って気温も低く、命懸けだった。
大袈裟なって思うだろうけど、この時期は真剣に寒い。
朝が零下で、それから数時間では、気温も上がらず、
この数日の低温って、ちょっと異常だ。それを体感。

第1部
柳亭市坊:転失気
柳家ほたる:たらちね
柳家小ゑん:長い夜 改II
米粒写経:漫才
柳家小満ん:御慶

市坊さんはよかった。「転失気」は知ったかぶりの噺だけど
和尚さんだけでなく、門前の花屋さんも適当なことをいって、
結局はすべての人間が、知ったかぶりをするのだなって。
逆に噂話のように知っていることは自慢で喋りたがるもので、
人間って困った生き物だけど、そう考えるとますます面白い。
今日は小学生の女の子が来ていて、退屈そうにしていたが、
ほたるさんの「たらちね」は、何とか笑わせようとしていたか?
途中から大袈裟になり、臭くなって、つまりは変なお嫁さん、
そこでほたるさんのキャラとぴったり一致していたのが魅力。
小ゑん師匠は「長い夜」だった。この噺、私は大好きである。
どこが好きかって、北千住のデニーズの家族連れが最高だ。
私の中では「弟子に食事を勧める小さん師匠」というイメージ。
現在は「改II」となっていて、つまり時代の流れ、社会の変化で
人間の進化の様子にも違いが見られ、すると描写も変わり、
噺も変わって、だとしたら、昔の「長い夜」を聞いてみたくなる。
時代を映し出しているのである。本当に笑いっぱなしだった。
小ゑん師匠のリサーチ力はすごい。鋭い観察、話題の吸収。
仲入り後、米粒写経の後、小里ん師匠は「御慶」をネタ出し。
27分ほどで2時過ぎに終了、ちょうど寄席のトリの長さか。
大家さんに家賃を払った後、市ヶ谷の甘酒屋さん(古着)へ
裃を買いに行く場面は省略。なくても全く問題はないのだが、
ないと何か足りないような気がしてしまうのは、すぐに正月で、
あっという間に時間が過ぎてしまうのである。当たった金も
使う場面が少ないので、富くじの八百両の実感がないのかも。
オチは「恵方詣り」で、正月の恵方詣りは知られなくなったが、
節分の恵方巻きがすっかり一般的になったので、来週だが、
ここで「御慶」が聞けてよかった。今年の恵方は「南南東」。

20180128

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