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2018年2月 2日 (金)

ルドルフ・ブッフビンダー 3

ルドルフ・ブッフビンダーがウィーンフィルと協演した
ベートーヴェンのピアノ協奏曲 第3番と第4番
2011年5月にウィーン楽友協会大ホールでライブ収録。
緊張感のある響きでベートーヴェンの力強く、深い音色、
音楽の立体感を最大限に引き出した演奏がされている。
ブッフビンダーの長年の演奏経験に基づく表現法は、
自由に即興的な表情も生み出しているが、実に豊かに
そうした臨場感を伝えている点で、会場で聞く感覚を
強調している録音だ。きれいに整えられた録音と違い、
あえて荒々しいような迫力も存在して、魅力的である。
第3番の第2楽章や第4番のゆったりとした表現では、
想定以上に思い切ってロマンティックな歌わせ方をして、
可能性の限界に挑戦しているような、熟練の技である。
数多くの協演からの信頼関係であり、それに共感して、
実現させてしまうウィーンフィルの演奏も聞きものだ。

SONY 88883745212

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