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2018年3月15日 (木)

エリーザベト・レオンスカヤ 4

エリーザベト・レオンスカヤでシューベルトの作品、
4つの即興曲 D.899、4つの即興曲 D.935
1995年11月と1996年4月にベルリンで収録。
雄大な広がりの中に硬派な厳しさが存在しているのは
まさにロシアのピアニストの伝統だが、それだけでなく、
細やかで速い動きの作品では、軽やかさも見られるし、
音色の美しさは魅力で素晴らしい。しかしその一方で
やはりシューベルトの音楽の重み、踏み込んだときの
明るさの対極に隠されている絶望感みたいなものが
しっかりと伝わってくるのには、心打たれて、感動した。
それぞれの曲の性格をはっきりと描き分けているので、
4つの曲の結び付き、一体感というものは希薄である。
それはそれでいいと思えるだけの説得力がここにある。

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