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2018年5月13日 (日)

第291回 柳家小満んの会

日曜日開催の小満んの会だが、生憎の雨だ。
小降りになるのを待ったけど、一向に弱まらず、
びしょ濡れで出掛けて、横須賀線で新日本橋へ。
帰りは横浜まで戻ってくるとすっかりやんでいた。

橘家かな文:のめる
柳家小満ん:薙刀傷
柳家小満ん:甲府い
柳家小満ん:へっつい幽霊

「薙刀傷」は、もちろんはじめて聞いたが、
師匠も聞いたことがないそうで、ということは、
つまり古い速記から起こした噺なのであろう。
演題からすると講談なのかと思っていたら
そうでもないようで、いかにも落語っぽくて、
医者でも見抜けなかった若旦那の恋煩いを
番頭さんが気付いて、長屋の奥の浪人宅へ
娘をもらいに行くのだが、そこで四苦八苦する。
その場面がこの噺の面白さではあるけれど、
念願叶って、嫁に迎え入れ、ここから先が
オチに関わるところだが、三人の盗賊が入り、
嫁が薙刀で賊に斬り付け、見事に撃退する。
桃栗三年、柿八年、柚子は九年で成り下がる
というのを、股を三寸くり貫き、だったか?
肩に八寸斬り付けた?、指は腱が切れて、
ぶら下がり…というような駄洒落のオチで
正確なところは思い出せないが、そんな噺。
「甲府い」は関内の小満んの会で聞いたと
確認してみると2015年11月の会であった。
小満ん師匠のは、店の旦那が、昔話をして、
食えなくてひもじい思いをしたことがあり、
オカラを食べるなんて、よっぽどの苦労が
あるのだろうと同じ境遇の縁で雇ってやる。
もちろん法華信者のよしみもあるのだが、
その辺って、他では聞いたことがないようで
私が短い「甲府い」ばかりを聞いているのか?
ちょっと違った仕上がりは小満ん師匠ならでは。
師匠の「へっつい幽霊」も何度か聞いているが、
前のは小さん師匠の録音も残っている短縮版。
どういうのかというと若旦那が出てこない形で、
すぐに博打になってしまう。今日は三木助型で
若旦那の銀之助さん(銀ちゃん)が活躍する。
幽霊と博打をする熊さんだが、兄ぃというよりは
親分の迫力で、それに怯える幽霊が可笑しい。
博打で出た目は四五の半。左官の長兵衛さんは、
長さんだけに四四(四ぞろ)の「丁」が好きらしい。
ということで、木曜日の17日が横浜の小満んの会、
演目は「出来心」「鍬潟」「茶の湯」の三席である。

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