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2018年6月20日 (水)

ウォルフガング・サヴァリッシュ 11

ウォルフガング・サヴァリッシュの指揮による
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏で
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いている。
交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱付き」
独唱はマーガレット・プライス、マリヤナ・リポヴシェク、
ペーター・ザイフェルト、ヤン・ヘンドリク・ローテリング、
合唱はデュッセルドルフ楽友協会合唱団である。
1992年12月にアムステルダム・コンセルトヘボウで収録。
ライブ録音だが、遠いところから全体を捉えている感じで、
どうもあまり音がよくない。それは残念な印象もあるのだが、
演奏はサヴァリッシュが一点一画を端正に描き出していき、
真面目そのもののような仕上がりに非常に共感を覚える。
表面的な効果を求めずにただただ誠実に内面と向き合い、
その点でサヴァリッシュの音楽が全力で表現されているが、
コンセルトヘボウのレコードとしては、この交響曲全集って、
どこか異色な存在にも感じられる。オーケストラのカラーを
ここでは抑え、自らに厳しく、すべてを音楽に捧げている
指揮者への尊敬の念が、音楽の中によく表わされている。

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