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2018年6月21日 (木)

パーヴァリ・ユンパネン 9

パーヴァリ・ユンパネンでベートーヴェンを聞いている。
ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109
ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110
ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111
2011年6月にクーモ・アートセンターで収録されている。
非常に丁寧な音作りで響きも精妙にコントロールされて、
左手の低音部がよく聞こえるが音楽の構造が明瞭である。
スッキリとした透明感であり、力強い神々しさとも違うが、
これらの作品に共通する独特な神秘性や悟りの境地は、
顕著なのであり、私は強く惹かれて、これは感動した。
聞きはじめて、すぐに引き込まれて、お気に入りである。
ベートーヴェンの後期の作風で、変奏曲やフーガなど、
様式的な美しさが随所にあふれているが、その点でも
パーヴァリ・ユンパネンはこの上なく鮮やかな表現であり、
分析的で解説風な傾向はあるけれど、それも含めて、
隙なく素晴らしい。この静かで涼しい演奏に夢中になる。

ONDINE ODE1298-2D

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