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2018年7月25日 (水)

ジャン・エフラム・バヴゼ 3

ジャン・エフラム・バヴゼでドビュッシーの作品を聞いていく。
前奏曲集 第1巻と第2巻、燃える炭火に照らされた夕べ
2006年11月6-8日にダンウィッチのポットン・ホールで収録。
鮮やかに切れ味よく、爽快感も漂う高度なテクニックが魅力。
隅々にまで平衡感覚に優れ、なんとも調和に満ちた仕上がり。
無色透明な音色がそうした傾向をさらに強調して、その点でも
第2巻は絶品だ。絵画的な描き方ではなく、音楽そのものから
この独特な世界が湧き出してきて、何とも強く引き付けられた。
これだけたくさん聞いてきているのに、まだ発見があるなんて。
最後に入っている「燃える炭火に照らされた夕べ」という曲は、
2001年に発見されたドビュッシーの最晩年の作品だそうで、
第1巻の「音と香りは夕暮れの大気に漂う」に似ているが、
別の作品であるらしい。第一次世界大戦中、物資不足の中で
石炭を送ってくれた石炭商のために作曲されたと記述がある。

CHANDOS CHAN 10743

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