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2018年8月29日 (水)

ミヒャエル・ギーレン 31

ミヒャエル・ギーレン・エディション(第7集)から
シュトゥットガルト放送交響楽団の演奏で
ドビュッシーの聖セバスティアンの殉教(1972.4.14)、
そして後半の夜想曲(1975.10.30)を聞いている。
リーダーハレのベートーヴェン・ザールで収録。
1970年代の放送録音でアナログ的な色合いが濃厚だが、
一方でその音は、ギーレンのくっきりとした明快な造形で
独特な仕上がりである。霧のかかった幻想性というよりも
ブーレーズが指揮したときのような、形がハッキリとして、
すべてが明瞭に解決されているこの達成感は魅力的。
「聖セバスティアンの殉教」の舞台上演がされることは、
現在では皆無であろうが、いや、稀に上演があるのか?
演劇のことは知らないのだが、ドビュッシーが作曲した
劇音楽の部分は、こうして録音も聞けるのだけれど、
それでも希少な機会であり、ギーレンは実演を試みて、
放送音源に残されていたのだから、やはりすごいこと。
音楽は素晴らしいので、聞く機会はあってほしいと思う。
夜想曲は大好きなので、ギーレンで聞けるのはうれしい。

SWR>>music CD-No.SWR19061CD

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