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2018年8月28日 (火)

クリスティアン・ティーレマン 5

クリスティアン・ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデンで
R.シュトラウスの歌劇「エレクトラ」からその後半を聞いている。
2014年1月28日にベルリンのフィルハーモニーでライブ収録。
ティーレマンの独特な描き込みで細やかな表情を見せる演奏は
素晴らしいのだが、音楽の流れは自然だし、快調に進んでいく。
以前のような思い切った間の取り方で、歪な感じのする緊迫を
音楽の中に求めることは、この十年でなくなっている気がする。
ティーレマンのファンにとっては、それも喜びではあったのだが、
近年の演奏で不思議な高みに達している仕上がりには驚きも。
死んだはずのオレストが、復讐に燃えるエレクトラの前に現れ、
その場面でのR.シュトラウスの音楽は、あまりにも感動的だ。
ヘルリツィウスのエレクトラとルネ・パーペのオレストであり、
このふたりが歌っている長大なその場面は、とにかく最高。
クリテムネストラの絶叫にはじまって、エギストを導き出して、
殺害するまでの響きの緻密さは格別であり、まさに極み!

DG 00289 479 3387

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