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2018年8月31日 (金)

ジャン・フランソワ・エッセール 1

ジャン・フランソワ・エッセールでファリャの作品集。
バレエ「三角帽子」から3つの踊り、
ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌、
4つのスペイン風小品、ベティカ幻想曲、
ポール・デュカスの墓碑銘のための讃歌、
若き日の3つの小品、バレエ組曲「恋は魔術師」
1989年9月にパリのサル・アドヤールで収録されている。
エッセールは独特の乾いた響きで、青い空と強い太陽、
焼かれた大地が香り立つようで、まさにラテンである。
ピアノの美しい音色よりも踊りのリズムやアクセント、
力強さが勝っている気がする。それが最大の魅力で
このスペイン音楽の情景や世界観には強く惹かれる。
有名な「三角帽子」や「恋は魔術師」もいいけれど、
ベティカ幻想曲が好きである。「ベティカ」というのは、
アンダルシア地方のことを指し、演奏旅行で来ていた
アルトゥール・ルービンシュタインの委嘱作品らしい。

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2018年8月30日 (木)

ロジェ・ムラロ 4

ロジェ・ムラロでラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲。
チョン・ミョンフン指揮フランス国立放送フィルハーモニーで
ボレロ(2007.12)、左手のためのピアノ協奏曲(2011.9)、
バレエ「マ・メール・ロワ」(2007.3)、クープランの墓(2007.12)
パリのサル・オリヴィエ・メシアン、サル・プレイエルで収録。
フランス国立放送フィルハーモニーの明るく色彩的な音色に
チョン・ミョンフンのいきいきと表情豊かな音楽が加わって、
作品の楽しさもあって、なんとも魅力的な時間だ。実にいい。
そしてロジェ・ムラロのピアノが、やはり私にとっては最高!
音が美しくて、こちらも細部にまで、どの瞬間にも歌があり、
この聞き慣れた作品をますます好きにさせてくれる演奏。
左手だけというところに個性が現れて、表現の自由度も
高いのかもしれないが、こう弾くべきという絶対がなくて、
そこにロジェ・ムラロの存在が感じられる。感動した。

DG 476 5148

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2018年8月29日 (水)

ミヒャエル・ギーレン 31

ミヒャエル・ギーレン・エディション(第7集)から
シュトゥットガルト放送交響楽団の演奏で
ドビュッシーの聖セバスティアンの殉教(1972.4.14)、
そして後半の夜想曲(1975.10.30)を聞いている。
リーダーハレのベートーヴェン・ザールで収録。
1970年代の放送録音でアナログ的な色合いが濃厚だが、
一方でその音は、ギーレンのくっきりとした明快な造形で
独特な仕上がりである。霧のかかった幻想性というよりも
ブーレーズが指揮したときのような、形がハッキリとして、
すべてが明瞭に解決されているこの達成感は魅力的。
「聖セバスティアンの殉教」の舞台上演がされることは、
現在では皆無であろうが、いや、稀に上演があるのか?
演劇のことは知らないのだが、ドビュッシーが作曲した
劇音楽の部分は、こうして録音も聞けるのだけれど、
それでも希少な機会であり、ギーレンは実演を試みて、
放送音源に残されていたのだから、やはりすごいこと。
音楽は素晴らしいので、聞く機会はあってほしいと思う。
夜想曲は大好きなので、ギーレンで聞けるのはうれしい。

SWR>>music CD-No.SWR19061CD

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2018年8月28日 (火)

クリスティアン・ティーレマン 5

クリスティアン・ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデンで
R.シュトラウスの歌劇「エレクトラ」からその後半を聞いている。
2014年1月28日にベルリンのフィルハーモニーでライブ収録。
ティーレマンの独特な描き込みで細やかな表情を見せる演奏は
素晴らしいのだが、音楽の流れは自然だし、快調に進んでいく。
以前のような思い切った間の取り方で、歪な感じのする緊迫を
音楽の中に求めることは、この十年でなくなっている気がする。
ティーレマンのファンにとっては、それも喜びではあったのだが、
近年の演奏で不思議な高みに達している仕上がりには驚きも。
死んだはずのオレストが、復讐に燃えるエレクトラの前に現れ、
その場面でのR.シュトラウスの音楽は、あまりにも感動的だ。
ヘルリツィウスのエレクトラとルネ・パーペのオレストであり、
このふたりが歌っている長大なその場面は、とにかく最高。
クリテムネストラの絶叫にはじまって、エギストを導き出して、
殺害するまでの響きの緻密さは格別であり、まさに極み!

DG 00289 479 3387

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2018年8月27日 (月)

クリスティアン・ティーレマン 4

クリスティアン・ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデンで
R.シュトラウスの歌劇「エレクトラ」からその前半を聞いている。
2014年1月28日にベルリンのフィルハーモニーでライブ収録。
演奏会形式による上演。ティーレマンの音作りは、ドレスデンで
非常にしなやかになって、明るい響きになり、変わったと思う。
そうした特長が顕著な演奏で、重々しさよりも細やかな動きは
自在であり、色彩豊かに艶やかである。ここでは収録も兼ねて、
演奏会形式ということもあるが、出演者が信じられないぐらいに
豪華な顔ぶれであり、エヴェリン・ヘルリツィウスのエレクトラが
強烈な存在感を示している。というのもワグネリアンにとっては
ブリュンヒルデのイメージが思い出されて、力強く、勇ましい。
エレクトラの母でクリテムネストラには、ワルトラウト・マイアー、
妹のクリソテミスには、アンネ・シュヴァネヴィルムスという
ぴったりな役が配置されている印象があって、素晴らしい。
父の仇であるエギストの復讐をエレクトラはここで一人誓うが、
死を装った弟のオレストの手を借り、実行に移す。それは明日。

DG 00289 479 3387

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2018年8月26日 (日)

8月26日の夜空

8月ももう終わりだけど、今日も暑く、
35度近くあったようだが、しかし空は
少しずつ秋に近づいているようで、
昨日も夕方、東京から富士山が見えた。
そして今日の夕方も空はきれいに晴れて、
西には明るく宵の明星で金星が見え、
東の低いところには、今年、話題の火星。
最接近は過ぎたが、まだかなり明るい。
南の空には、土星と木星が見えている。
明るくて、すぐに気付くのが木星である。
そのように惑星が明るく並んでいるのだが、
夜になると今日は満月で月齢14.7である。
ちなみに次回の満月で今年の中秋の名月は、
9月24日。今日はひと月前の旧暦7月16日。

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2018年8月25日 (土)

チコちゃんに叱られる

NHK「チコちゃんに叱られる」より

「関西よりも関東の味付けが濃いのはなぜ?」
400年前の徳川家康の江戸のまちづくりに関係があり、
未開発の湿地帯であった土地を早く整備するために
日本中から労働力が江戸に集められた。その当時は、
玄米が主食であったが、塩分不足を補い、食の進む、
佃煮や漬物などの味の濃いおかずが用意された。
その後、精米技術は発達し、白米の食事となったが、
刺身が大流行し、魚に付ける濃口しょうゆが好まれ、
濃い味の文化が江戸を中心に定着することとなった。

「爪楊枝には何で溝があるのか?」
河内長野市で9割が生産されるが、昭和30年代、
楊枝の切断面をグラインダーで削り、ささくれを
なくそうとした。しかし摩擦によって黒く焦げてしまい、
こけしの形に見立てて、溝を付けることとした。

「お風呂に入ると手足だけふやけるのはなぜ?」
人間は進化の過程で地上に出ると、水分が蒸発しないよう
角質が発達した。手足だけ、角質が10倍も厚く、濡れると
滑りやすいため、しわしわになって滑り止めの役割をする。

「カラオケは何の略?」
「空オーケストラ」の略。

「花火大会はなぜ夏が多い?」
本来は空気の乾燥している冬の方がきれいに見えて、
音も遠くまで響く。1732年、大飢饉による疫病が発生して、
死者の慰霊と悪霊退散を願って、両国の川開きに花火が
打ち上げられた。隅田川の花火大会の起源ともいわれ、
当初はお祓いの意味が込められていた。玉屋と鍵屋の
ふたつの花火店があり、商人の夏の稼ぎ行事であった。

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2018年8月24日 (金)

ベルナルト・ハイティンク 31

ベルナルト・ハイティンク指揮ロンドンフィルによる
ヴォーン・ウィリアムズの交響曲を収録順に聞いてきた。
交響曲 第8番 ニ短調と第9番 ホ短調、
2000年4月にアビー・ロード・スタジオで収録。
ハイティンクのヴォーン・ウィリアムズはこの2曲で完成。
独特な憂いを帯びた響きだが、清々しく美しい音楽である。
第8番は面白くて、第1楽章の幻想曲(変奏曲)にはじまり、
第2楽章は管楽器のみ、第3楽章は弦楽合奏の緩徐楽章、
第4楽章は再び全員で、そこに打楽器も加わるという形態。
最後の第9番もさらに壮麗な響きだが、1958年4月2日に
作曲者の立ち合いで初演され、その4か月後の8月には、
ヴォーン・ウィリアムズは85歳で亡くなっている。最晩年も
音楽に衰えは見られなくて、英国風の保守的な印象だが、
感動的で私は大好きだ。初演の10年後には、プレヴィンや
エイドリアン・ボールトが録音を行っているが、このCDで
ハイティンクだって、作曲から40年しか経過しておらず、
そう思うと新しい作品なのである。何とも風格ある存在で
それを築き上げたのは、イギリス人の尊敬と誇りであろう。
ロンドンフィルの演奏からはそうした想いが伝わってくる。

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2018年8月23日 (木)

マルク・アンドレ・アムラン 14

マルク・アンドレ・アムランでアイヴズとバーバーの作品。
アイヴズのピアノ・ソナタ 第2番「コンコード・ソナタ」、
バーバーのピアノ・ソナタ 作品26
アイヴズでのフルート独奏は、ジェイミー・マーティン。
2004年4月5,6日にヘンリー・ウッド・ホールで収録。
アイヴズの「コンコード・ソナタ」は、アムランやエマール、
最近ではツィモン・バルトという、録音は多くないのだが、
演奏するのが困難であり、聞くのもまた実に難解である。
曲をどう捉えればいいのか?厄介な問題を抱えつつも
しかし響きは美しく、ハッキリと心地よさが存在していて、
ピアノの音色が心に訴えかけてくるのを感じるのだが、
素晴らしい作品である。といって、説明するのは無理。
バーバーも似ている印象である。はじめて聞いたが、
鮮やかに気持ちよく聞かせてくれるアムランに感謝だ。

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2018年8月22日 (水)

ロディオン・シチェドリン 4

ロディオン・シチェドリンによる自作自演集を聞いている。
24の前奏曲とフーガ 第2集 作品45(♭系の12曲)
1970年の作品で1971年にモスクワで収録されている。
本当に素晴らしい。といってもかなり破壊的な作風で
支離滅裂を装った緻密な構築性。この力強さは圧巻で
強烈に引き込まれる。すさまじいエネルギーである。
ショスタコーヴィチ以降のソ連時代のピアノ作品って、
シチェドリンしか知らないので、もっと聞いてみたくなる。
こうした作品を聞いているとショスタコーヴィチの有名な
24の前奏曲とフーガも久しぶりに聞いてみたくなる。
聞いてはいるけど、実際はそんなに詳しくないのである。
シチェドリン自身の演奏によるピアノ曲の録音は以上だ。

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2018年8月21日 (火)

ゴットフリート・ラブル 2

ゴットフリート・ラブル指揮ウィーン放送交響楽団で
エゴン・ヴェレスの交響曲全集を収録順に聞いている。
交響曲 第2番 作品65「イングランド風」(1947-1948)
交響曲 第9番 作品111(1970-1971)
2002年にORFフンクハウスのゼンデザールで収録。
マーラー風の作風は素晴らしい。ツェムリンスキーの印象か。
とは思ったものの第2番のタイトルは「イングランド風」で、
エゴン・ヴェレスはユダヤ人であり、1938年のナチスによる
オーストリア併合でイギリスに逃れている。この作曲の当時、
英国での生活が十年になろうとしていた時期か、その思いが
作品に反映されているのだろうか。戦後、エゴン・ヴェレスが
どういう経歴をたどったのか?あまり書いていないのだが、
ウィーン大学の教授への復帰は叶わなかったようだけど、
母国をしばしば訪れたと記述がある。最後の交響曲は、
エゴン・ヴェレスもやはり第9番だが、1974年の没であり、
晩年の作品となる。85歳の前後の作曲かと思われる。

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2018年8月20日 (月)

落語につぶやき 293~船徳

昨日の黒門亭 第1部のトリが藤兵衛師匠の「船徳」で
私はそのとき、下で並んでいたので聞いていないのだが、
八代目正蔵師匠の型による本来の「お初徳兵衛」の前半、
江戸の設定という形で演じられたそうである。つまりは
どこが違うかというと蝙蝠傘の件が出てこないらしい。
徳さんの操る船が、どうしても川の真ん中に出ていかず、
岸の石垣を擦って、客が蝙蝠傘で突いて押し返すのだが、
傘の先が石垣の隙間に刺さって、抜けなくなってしまう。
蝙蝠傘というのは、明治以降のものであり、江戸にはない。
なるほど、たしかにそうだ。というのも「船徳」という噺は、
江戸の人情噺で「お初徳兵衛」の前半部分、若旦那が
船頭になる稽古をして、ある日、客を乗せて大失敗する、
そのほんの短い部分を明治の鼻の圓遊(初代圓遊)が、
独立した一席にまとめ上げたのである。ということで、
様々に明治の話題が盛り込まれているのであろう。
四萬六千日で観音様にお参りしようとする客二人も
明治の頃の会社の社長か、大店の旦那ということだ。
例えば、有名なところで五代目小さんの「船徳」でも
明治から大正、それか戦前の昭和の初期の雰囲気が
どこか感じられる。目白の師匠が誰に教わったのか?
先代の四代目小さん?八代目文楽師匠かもしれないし、
どちらにしても現在、一般的によく聞かれる「船徳」は、
明治、大正、昭和初期の空気を感じながら聞くのがよい。
一方で「お初徳兵衛」は、江戸の風情ということである。

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2018年8月19日 (日)

黒門亭で一左・小きん・小満ん

小満ん師匠を聞きに黒門亭に行ってきた。
昨日、今日と暑くなかったので、8月も終わりに近づき、
少しずつ秋の空気を感じる。また夏は戻ると思うのだが。

第2部
柳家り助:二人旅
春風亭一左:鈴ヶ森
柳家小きん:阿武松
米粒写経:漫才
柳家小満ん:応挙の幽霊

はじめて聞く前座さんであったが、めくりは「前座」で
帰りにわかったのでは、柳家り助さんであった。
海舟さんのお弟子さん。つまり大師匠は小里ん師匠。
「二人旅」で旅の気分。季節はないが、旅といえば夏。
一左さんが泥棒の噺に入り、これは「出来心」かなって
聞きはじめたのだが、「鈴ヶ森」であった。親分の泥棒も
少々ドジな印象で、二人そろって抜けているのが面白い。
「鈴ヶ森」を聞くといつも喜多八師匠を思い出してしまう。
言い回しだけでなく、息遣いや言葉の抑揚の中にも
師匠は生き続けている。話芸の継承であり、すごいこと。
小きんさんが「阿武松」で、出世相撲でおめでたいのだが、
いい噺なのだけど、最初から最後まで米と食にこだわって、
戸田の渡し、板橋宿の旅籠で米を夢中で食べるところは
やはり面白い。まだ一度も満腹というのを知らないのだ。
トリは小満ん師匠で、お馴染みの「応挙の幽霊」である。
何度か聞いているが、今日が一番というぐらいによかった。
道具屋さんに関するマクラが、師匠の経験と知識に基づく、
独特の深みがあるのだけど、その流れで道具屋の描写、
店の様子などが、まさに映像になっていて、よくわかる。
そこが違うのである。幽霊を相手に祝杯を上げるのは、
市で見付けたスコッチウイスキーの「スマグラー」であり、
日本酒と違って、それはウイスキーの酔いだからか?
幽霊の洒落が、気が利いて、英語、オランダ語混じりの
その緩い雰囲気がたまらない。絶妙な空気感である。
「京都に来た応挙先生が描いてくれた本物よ」だけど、
その「応挙先生が偽物だった」は笑ってしまう。最高だ。
「ゴースト・ゴー・ホーム!」で、絵の中に戻すけれど、
すっかり酔っぱらってしまった幽霊は、何とも行儀が悪く、
腕枕で寝込んで、朝には旦那が引き取りに来るのだから
きちんと幽霊の格好に戻ってくれと道具屋が必死に頼み、
その慌てぶりはいいのである。師匠の「応挙の幽霊」は
聞けば聞くほどに魅力的。すっかり楽しくなってしまった。
幽霊なのに…。陰気な噺が人を陽気にしてくれるのは、
それは師匠の工夫であり、洒落心、大満足であった。

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2018年8月18日 (土)

横浜の風景から 533~鶴見川

鶴見川の花火大会に行ってきた。
旧東海道の鶴見川橋からの風景。

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日没の頃、鶴見川は刻一刻と色の変化。

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最初のうちは、空はまだ少し明るく、
一発ずつの打ち上げ。

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最後の連射は、やはりきれいだった。

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チコちゃんに叱られる

NHK「チコちゃんに叱られる」より

「お盆の盆って何?」
仏説の「盂蘭盆(うらぼん)」からきている。
Ullambanaに漢字をあてたもので意味は「逆さづり」。
目蓮は死んだ母のことが気になり、のぞいてみると
地獄のような場所で逆さづりの刑になっていた。
お釈迦様に助けてもらえるようにお願いすると
7月15日にお供え物をして、お経を詠んでもらうよう
指図をされた。その通りにすると母は菩薩となった。
以来、7月15日には盂蘭盆会で先祖の供養をする。

「なんで虹は七色なのか?」
虹が七色というのは、アイザック・ニュートンが決めた。
紫・藍・青・緑・黄・橙・赤であり、音楽と自然現象を
結びつけることで説明した。リュートの弦に置き換え、
虹の色調を示すと「レミファソラシドレ」であった。

「明日のあす、あしたは何が違うのか?」
古くは、あすは「あす」、あしたは「あすの朝」であった。
時計を使うようになり、それらの意味の違いはなくなった。

「なんで恥ずかしいと顔が赤くなるのか?」
相手に恥ずかしい気持ちをわかってもらうために
顔は赤くなる。進化論のチャールズ・ダーウィンは、
「ヒトは赤面する唯一の動物である」といっている。
社会的注目で血圧が下がり、心臓に負担がかかって、
顔は赤くなり、他人の同情を集め、注目をかわす。

「カーペットとじゅうたんの違いは?」
じゅうたんは英語でカーペットである。
使い分けされているような気がするが同じ。

「郵便マークってなんで〒?」
明治時代に初代逓信大臣の榎本武揚が
逓信省のマークから郵便の「〒」へと変更した。

「演歌って何?」
五木寛之が小説「艶歌」の中で、演歌とは、
「庶民の口に出せない怨念悲傷を艶なる詩曲に
転じて歌う」と述べている。演歌は昭和40年代に誕生、
明治・大正の演説調の歌が元である。「艶」は新聞で
使用することができなかったので「演歌」となった。

「とんちんかんって何?」
鍛冶屋さんが鉄を打つ音である。三人の職人が
一緒に叩くことはなく、ちぐはぐな例えに使われる。

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2018年8月17日 (金)

ギャリック・オールソン 8

ギャリック・オールソンでファリャの作品集を聞いている。
4つのスペイン風小品、「三角帽子」から3つの踊り、
ヴォルガの舟歌、バレエ組曲「恋は魔術師」、
讃歌(クロード・ドビュッシーの墓のために)、
スペイン舞曲 第2番(歌劇「はかなき人生」より)、
ベティカ幻想曲、2016年11月23-25日に
ロンドンの殉教者聖サイラス教会で収録されている。
グラナドスの「ゴイェスカス」に続いて、スペインの作品で
ギャリック・オールソンの豊かな色彩が何とも魅力的だ。
スペイン情緒の雰囲気ある音楽が、暑い夏に気持ちいい。
濃厚な情景ではあるのだが、過剰に描き出すのではなく、
透明感のある世界、繊細さもあるし、技巧的な印象とは
別なところで発揮される鮮やかな切れ味、それらが見事に
絶妙なバランスの中で調和を保って、この手綱さばきは、
ギャリック・オールソンならではの仕上がりに感動した。
ドビュッシーに捧げる讃歌では「グラナダの夕べ」からの
引用があって、こういうのって、うれしくなってしまう。

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2018年8月16日 (木)

アンジェラ・ヒューイット 7

アンジェラ・ヒューイットによるフォーレの作品集。
主題と変奏 作品73、ワルツ・カプリス 作品30,38、
夜想曲 作品37,63,119、バラード 嬰ヘ長調 作品19
2012年8月11-14日にベルリンのイエス・キリスト教会。
毎回のことだが、フォーレのピアノ曲が好きでたまらない。
アンジェラ・ヒューイットの演奏でそれは素晴らしいのだが、
フォーレの比較的若い時代の華麗な作品に偏っており、
気軽に楽しく聞ける雰囲気である。後期の作品をもう少し、
そして即興曲と舟歌が入っていないのが、残念である。
中では夜想曲の変ニ長調(第6番)とロ短調(第13番)は、
格別な存在で、あらゆるピアノ作品の中でも傑作だと思う。
丁寧に細やかな表情付けが美しくて、聞き入ってしまう。
ここにない偉大な作品も多くあるので、続編を待っている。

hyperion CDA67875

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2018年8月15日 (水)

ジャン・エフラム・バヴゼ 4

ジャン・エフラム・バヴゼでドビュッシーの作品を聞いている。
バラード、ロマンティックなワルツ、舞曲、忘れられた映像、
版画、ピアノのために、仮面、喜びの島、スケッチ帳より
2007年7月12-14日にダンウィッチのポットン・ホールで収録。
バヴゼによるドビュッシーの全曲録音から第2集を聞いているが、
版画、ピアノのために、喜びの島が、これらの作品の中心であり、
そしてバラードや仮面など、脇に収められている小品も含めて、
何とも素晴らしいのである。忘れられた映像が発見されて、
最初に録音を行ったのは、ゾルターン・コチシュ(1983年)や
ジャック・ルヴィエ(1986年)であったが、現在では間違いなく
欠かせない重要な作品であり、実際に聞いて魅力的である。
ジャン・エフラム・バヴゼが実に鮮やかな響きを聞かせており、
絶妙なバランス感覚で安定感あるスタンダードな演奏ながら
ドビュッシーの音楽を堪能できる。この透明度は印象的だ。

CHANDOS CHAN 10743

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2018年8月14日 (火)

ロジェ・ムラロ 3

ロジェ・ムラロでラヴェルのピアノ協奏曲を聞いている。
前半は独奏でガーシュインの3つの前奏曲、
ストラヴィンスキーの練習曲 作品7~第3番、第4番
フォーレの夜想曲 変ホ短調 作品33-1、変ホ長調 作品36、
ラヴェルのボロディン風に、シャブリエ風に、ラ・ヴァルス
2011年7月にパリのサル・コロンで収録。
後半は、ラヴェルのピアノ協奏曲 ト長調
チョン・ミョンフン指揮フランス国立放送フィルハーモニー
2010年4月にパリのサル・プレイエルでライブ収録。
「Reflets(反射)」という作品集だが、ガーシュインと
ラヴェルのピアノ協奏曲の印象からするとジャズ風であり、
その間に演奏されるストラヴィンスキーは印象派の響きで
フォーレの夜想曲が何とも素晴らしい音色で最高だが、
ロジェ・ムラロのセンスに夢中になってしまう60分である。
そのフォーレの夜想曲だが、透明でクリアな響きながら
きらめく波のように光と影が揺らぎを見せて、これは凄い。
フォーレの夜想曲は大好きだけど、あまりの感動に驚き。

DG 476 4669

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2018年8月13日 (月)

ニコライ・ルガンスキー 2

ニコライ・ルガンスキーでラフマニノフを聞いている。
前奏曲 嬰ハ短調 作品3-2、10の前奏曲 作品23、
13の前奏曲 作品32という前奏曲の全24曲。
2017年9月にブリュッセルのル・フラシエで収録。
ニコライ・ルガンスキーの硬質な響きは変わらずで
同じくスケール雄大な音楽はまさにロシア的である。
細部の明確にクリアな仕上がりは、そういった方向性を
さらに強調して、独特な世界観を創り出して、感動する。
緻密さはますます増しているようである。その完成度が
何か凄まじい気迫を醸し出しているかのようなのは、
聞いていて強く引き付けられるし、ルガンスキーの
この20年の成果がはっきりここに実って、するとこの先
どういった境地へと向かっていくのか?何とも気になる。
雰囲気に流されるところがなくて、すべてどんな瞬間も
信念の音作りであり、それは超越した強靭さである

Harmonia mundi HMM 902339

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8月13日の雷雨

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一時的に真っ暗になり、雷が鳴って、
このときは、雨は降っていなかったが、
その後の雨と近くに何発かの落雷。
この数日は大気も不安定で要注意だ。

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2018年8月12日 (日)

8月12日の感想

日曜日、空は雨雲で外出もしなかったが、
午後の「路線バスで寄り道の旅」を見ていて、
佃島の知っている風景にはうれしくなってしまう。
中島泰英さんの江戸八角箸は、私も使っている。
新橋から柴又へ向かうのに月島で乗り換えをして、
月島から歩いて、佃の方へ寄り道をしたのだが、
新橋駅でバスの運転士に「柴又へ行くバスは?」と
聞いてみると驚いた様子であったが、新橋から
バスに乗って、柴又へ向かう人は普通いないだろう。
そういう企画でそういう番組なのだけど、でも逆に
新橋から乗り継げば、柴又まで行けてしまうのだ。

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2018年8月11日 (土)

ルードヴィヒ(1972)

ヴィスコンティ監督の「ルードヴィヒ」を観た。
4時間の映画でこのところ少しずつ観ていた。
バイエルン国王のルードヴィヒ2世というと
ワーグナーの作曲、楽劇の上演、そして何より
バイロイト祝祭劇場の建設に貢献をした人だが、
この映画によって、いろいろなことがわかった。
ワーグナーとコジマ、ハンス・フォン・ビューローが
映画の前半ですぐに出てくる。ルードヴィヒ王は、
ワーグナーを崇拝し、最大の友情を示しているが、
一方でワーグナーとコジマは国王を利用して、
資金を引き出しているかのような描写がある。
映画の中盤でコジマはワーグナー夫人となり、
ジークリートを抱いたコジマの誕生日祝いにと
クリスマスの飾りの中でジークフリート牧歌が
演奏されている場面がある。コジマは感激して、
ワーグナー家は幸福の絶頂にあるが、それは
ルードヴィヒ王の支えによってのことであろう。

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2018年8月10日 (金)

8月10日の感想

20180810

父の墓参りに行ってきた。
お盆休みの前で道路の渋滞がひどい。
普段ならば、一時間半で行くところを
たっぷり二時間もかかってしまった。
霊園は前後左右、山で囲まれているが、
緑はなく、石とコンクリートでできているので
太陽は真上、背中はチリチリと焼かれるようで、
とんでもない暑さだった。この暑さに疲れた。

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2018年8月 9日 (木)

ダヴィッド・フレイ 1

ダヴィッド・フレイでシューベルトとリストを聞いている。
シューベルトのさすらい人幻想曲 D.760
リスト編曲によるシューベルトの歌曲で
「君はわが憩い」、歌曲集「白鳥の歌」~「影法師」
リストのピアノ・ソナタ ロ短調という選曲である。
2005年2月7-9日にサンティレネのドメーヌ・フォルジェ。
ケベック州サンティレネで23歳のダヴィッド・フレイによる
カナダでの収録。メジャーレーベルでの録音がはじまり、
世界的に知られるようになったのは、この少し後のことか?
細やかな表情付けがたいへんに印象的で、伴奏の音型も
豊かな響きを奏でて、素晴らしい。深みのある音色であり、
繊細さよりもしっかりと重厚に鳴らしている仕上がりだが、
リストのソナタでの無理のない滑らかな流れは魅力的だ。
丁寧な表現の中に作品を大切にする想いが伝わってくる。
リストによって、ピアノ独奏用に編曲された2つの歌曲が
ふたりの作曲家をつなぐ役割を果たしているが、これが
また独特な色合いを生み出して、そこにセンスを感じる。

ATMA ACD2 2360

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2018年8月 8日 (水)

クリスティアン・ティーレマン 3

クリスティアン・ティーレマンの指揮によるミュンヘンフィルで
R.シュトラウスの歌劇「ばらの騎士」から第3幕を聞いている。
2009年1月31日にバーデン・バーデン祝祭劇場で収録。
ドタバタ喜劇も頂点に盛り上がる居酒屋の最後の場面だが、
貴族の世界から抜け出た情景であり、そこに身近さがある。
フランツ・ハヴラタのオックス男爵がなんともいい。お気に入り。
バイロイトでのハンス・ザックスと重なっているところがあって、
しかしそこは、全く逆な役柄でもあって、こちらは少々道化だ。
前半はオックス男爵の悪事露見でいいように懲らしめられるが、
でも罠にはめるオクタヴィアンも若さゆえの暴走で、その辺りを
見事に裁きまとめる元帥夫人の佇まいが、「ばらの騎士」での
最大の感動となっているのであろう。第1幕の終わりの場面で
この先の不安を憂えるところや第3幕での最後に若い二人を
祝福する一方で自らはひとり、孤独感に襲われるのであって、
有名な三重唱から終曲は、やはり印象的である。元帥夫人の
登場とともに俗っぽさを取り払って、ティーレマンが深い音色の
奥行ある音楽を聞かせて、それは素晴らしい。これは名演だ。

DECCA 478 1507

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2018年8月 7日 (火)

クリスティアン・ティーレマン 2

クリスティアン・ティーレマンの指揮によるミュンヘンフィルで
R.シュトラウスの歌劇「ばらの騎士」から第2幕を聞いている。
2009年1月31日にバーデン・バーデン祝祭劇場で収録。
物語も展開するが、中間の第2幕で一気に盛り上がって、
こういうところは、ワーグナーの歌劇、楽劇とも共通であり、
すっかり引き込まれるのだが、「ばらの騎士」は喜劇でもあり、
ドタバタ入りで騒動が起こるのは面白い。ティーレマンは、
重厚な迫力も入れつつ、どっしりとした響きで聞かせるので、
こちらも熱くなる。でも基本的には、美しい音色の連続で、
音楽の幅も懐も深くて、こういうところのティーレマン節が、
何とも最高だ。ファンにとっては、たまらないものがある。
音楽は隅々までR.シュトラウスの世界であふれているが、
いまさらではあるけれど、やはりモーツァルト的な要素を
感じるのである。貴族社会の舞台や風習の設定もあるが、
歌劇の作りそのものが、モーツァルトの着想に近いと思う。
非常に楽しんでいる。それもティーレマンの存在が大きい。

DECCA 478 1507

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2018年8月 6日 (月)

クリスティアン・ティーレマン 1

クリスティアン・ティーレマンの指揮によるミュンヘンフィルで
R.シュトラウスの歌劇「ばらの騎士」から第1幕を聞いている。
2009年1月31日にバーデン・バーデン祝祭劇場で収録。
今日からティーレマンの「ばらの騎士」。10年前の演奏なので
近年の印象とは少し違っているようにも思うのだが、独特な
重い足取りと骨太な響きが全体像を作っており、ときにそこへ
細やかな動きや弦楽器の透明な音色が盛り込まれて、そこは
実に効果的である。いかにもティーレマンらしい音作りに感動。
ミュンヘンフィルの時代には、ドイツの渋い音にこだわっていた。
ルネ・フレミングの元帥夫人やソフィー・コッホのオクタヴィアン、
第2幕になるとゾフィーでディアナ・ダムラウも登場するが、
さすがに豪華な顔ぶれで録音されている印象なのだけど、
フランツ・ハヴラタがオックス男爵を歌っていて、私は喜び。

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2018年8月 5日 (日)

東京の風景から 87~六本木

六本木ヒルズの展望台から夏の風景。
外は猛暑で夏の湿気で霞んでいる。

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正面に東京タワーを見て、肉眼では
目の前にあるのだけど、写真では小さい。

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望遠で撮ると少しは近くなった気がするが、
肉眼と写真の違いには驚かされる。

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品川の方面を見る感じか?正面には
レインボーブリッジやフジテレビが見えた。

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六本木通りの先は渋谷であろう。

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北の方角で下には国立新美術館があり、
その先には工事中の新国立競技場が見えた。

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2018年8月 4日 (土)

森美術館~建築の日本展

六本木ヒルズの森美術館へ
「建築の日本展」に行ってきた。
面白かった。外人のお客が多い。

丹下健三の香川県庁舎は、やはりすごい。
菊竹さんの「ホテル東光園」も感動する
戦後の日本を作ってきた建築の迫力は凄まじい。
鳥取の投入堂や会津のさざえ堂と現代建築を
対比させながら展示しているのも興味惹かれる。
展示の切り口が魅力であり、一方で様々な時代の
あらゆる建築が混在しているので、時間の流れは
わかりづらく、それが建築で日本を知るということか。

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北川原温の「ミラノ万博2015」日本館

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丹下健三の自邸 1/3模型

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2018年8月 3日 (金)

ベルナルト・ハイティンク 30

ベルナルト・ハイティンク指揮ロンドンフィルによる
ヴォーン・ウィリアムズの交響曲を収録順に聞いている。
交響曲 第6番 ホ短調、交響的印象「沼沢地方にて」、
イアン・ボストリッジの独唱で「ウェンロックの断崖で」
1997年12月にワトフォード・コロッセウムで収録。
この交響曲 第6番は、はじめて聞くかもしれないが、
素晴らしい響きだ。すぐに引き込まれた。というのも
有名な第5番と南極交響曲(第7番)に挟まれて、
ヴォーン・ウィリアムズの充実期の作品といえるのか?
私は好きである。1944年から1947年にかけての作曲で
この激しさは戦争のイメージが反映されているのであり、
そして終楽章の悲痛な静寂は、戦争の果てにある沈黙、
争いの行き着くところが表現されているらしい。それは
平和ではなく、生命の失われた夜の冷たい世界である。
後半は風景のある作品だが、絵画的に描くのではなくて、
ヴォーン・ウィリアムズの心にある情景で感動の音楽。

WARNER 9 84759 2

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2018年8月 2日 (木)

ロリン・マゼール 39

ロリン・マゼール指揮クリーブランド管弦楽団で
チャイコフスキーの幻想序曲「ロメオとジュリエット」、
「くるみ割り人形」組曲 作品71aを聞いている。
1981年4月6日にマソニック・オーディトリアムで収録。
ショスタコーヴィチの交響曲 第5番の翌日の演奏である。
ここでのマゼールの音作りって、まさに私の好きな感じだ。
きびきびと快調に動き回り、速めのテンポでスッキリと明快。
細部にまで一点の曖昧さもなく、とにかくハッキリと鳴らす。
クリーブランド時代のマゼールを象徴するかのような演奏。
「くるみ割り人形」など、あまりにすべての音が聞こえるので
少々独特な印象を与える。しかしそれがいかにもマゼールで
ファンにとっては喜びだ。強烈な存在感で、これは天才的!
一般的なバレエ音楽の優雅な雰囲気はどこにもないけれど、
圧倒的な集中力でピリピリとした緊張感で進めるのは快感。

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2018年8月 1日 (水)

ロリン・マゼール 38

ロリン・マゼール指揮クリーブランド管弦楽団で
ショスタコーヴィチの交響曲 第5番 ニ短調 作品47
1981年4月5日にマソニック・オーディトリアムで収録。
1980年から1981年にかけてのクリーブランド管弦楽団との
チャイコフスキーの交響曲を聞いたが、同時期の録音から
ショスタコーヴィチの交響曲を聞いている。こちらは比較的
普通の解釈のようにも感じられて、極端に刺激的な音を
引き出してくるところもなく、ゆったりと歌い上げている。
もちろん精妙に音楽の隅々にまで目を行き届かせて、
マゼールならではであるが、後年の印象に近い仕上がり。
この翌日もチャイコフスキーの収録があって、明日、聞く。

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