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2018年9月 3日 (月)

ジャン・エフラム・バヴゼ 5

ジャン・エフラム・バヴゼでドビュッシーの作品を聞いている。
夜想曲、ベルガマスク組曲、ボヘミア風舞曲、
2つのアラベスク、夢、マズルカ、子供の領分、
ハイドンを讃えて、コンクールの小品、レントよりも遅く、
小さな黒人、アルバムのページ、英雄の子守歌、エレジー
2008年2月27-29日にダンウィッチのポットン・ホールで収録。
バヴゼによるドビュッシーの全曲録音から第3集を聞いているが、
ピアノの音色はますます美しい印象で、響きの透明度も抜群だが、
余韻に浸って、じっくりと表情付けを行っていくような演奏ではない。
かなりキッパリとした表現で、明瞭に音楽が進んでいくところは、
何とも気持ちがよく、一つの方向性として、強い意志が感じられて、
私は好きである。高度なテクニックを基本として、鮮やかであり、
ドビュッシーはこう弾くべき…というような、流れにとらわれずに
新しいスタイルの創造を目指しているのかも。バヴゼの演奏は、
個性豊かな仕上がりではないけれど、明確な独自性が聞ける。
非常にスタンダードなところに聞けば聞くほど、面白さがある。

CHANDOS CHAN 10743

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