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2018年10月30日 (火)

ジュゼッペ・シノーポリ 6

ジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団で
プッチーニの歌劇「トスカ」から第2幕と第3幕である。
1990年5月にロンドンのオール・セインツ教会で収録。
悲劇的な響きにおけるリアリティが凄まじい。感動的だ。
第2幕では、トスカの絶望感が色濃く反映されており、
とにかく素晴らしいのだが、その点では、有名なアリアで
「歌に生き、恋(愛)に生き」とか、聞かせどころの挿入は、
少々浮いてしまうところがあって、邪魔なぐらい。しかし
第3幕のカヴァラドッシの失望が滲んだ「星は光りぬ」は
ドミンゴの歌でやはり最高だ。見せかけの空砲と思われた
処刑の銃声は実は本物であり、プッチーニの得意とする
突然の奈落の底に落とされる展開には釘付けになる。
「ボエーム」の後の作品だが、第4幕のミミの死に類似。

DG 431 775-2

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